猫カフェのアイドル猫を家族に ラグドールを亡くした飼い主が通い詰めたお店のご縁、実は亡き猫の親戚だった!

椎名 碧 椎名 碧

なんとも美しい毛並みを持つ猫ちゃんが、ネット上で話題になりました。

「猫カフェから引退した子を飼ってるって言うとえらいね〜って言われること多いけど、こちらの気持ちとしては通い詰めたお店のお目当てのキャバ嬢と結婚できたに近い🤔」とツイッターに投稿したのはカミらく(@camilleraku)さん。

カミーユくんとらくくんという、2匹のラグドールの猫ちゃんは、もともと猫カフェにいたアイドル猫でした。縁があり、この2匹を譲り受けたとのことです。

リプ欄は、同じく猫カフェにいた猫ちゃんを飼っている飼い主さんから共感の嵐が巻き起こっています。

「例えにすごく納得しました✨」
「運命の猫さんが我が家に!!」
「猫カフェ引退猫さん譲渡があったとは!」

ツイートでうまく説明したカミらくさんの例えに、分かりやすい!の声と猫カフェの引退猫さんの譲渡があるのか!という驚きの声も多数寄せられていました。実際には猫カフェの引退猫さんの譲渡は、お店によってある場合とない場合があります。

投稿したカミらくさんにお話を聞きました。

ーーこの猫ちゃんとはどのようにして出会ったのでしょう?

カミらくさん「当時ラグドールという種類の猫(なめ子と言います)を飼っており、同じ名前の猫カフェを見つけたために2014年から大阪・難波の猫カフェ『ラグドール』さんにお邪魔するようになりました。」

ーー初めて出会った当時の印象は?

カミらくさん「飼っていた子が小柄なメスだったのもあり、オスのラグドールってこんなに大きいの!?とびっくりしました!そして毛質が同じ種類でも違うことや、顔立ちも個性があってそれぞれ愛らしいと感じました。カミーユは当時からぽっちゃりで通路のど真ん中に仰向けで寝る子だったのでおじさんみたいな猫だなあと思いました。らくはいつも寝ていたのですが、たまに起きている場面に遭遇するととても綺麗な深いブルーの瞳を持っていて、なんて美しい子なんだと思いました」

ーーどういった経緯で引き取ることになったのでしょうか?

カミらくさん「ラグドールさんに6年通ってスタッフさんとも顔馴染みになった頃、私が結婚で北海道に引越すことになり、丁度その頃引退の話があったこの2匹を引き取らないかと打診されました。ラグドールさんのお店では、猫が年齢を重ねると体の負担にならないようゆっくり過ごせるように社長宅かスタッフさん、常連さんのところに引退するのが慣例だそうです」

ーー引き取るまでどれくらいの頻度でお店に通われたのでしょうか?

カミらくさん「最初の1年は、当時広島に住んでいましたが、ほぼ毎月行っていました。大阪に引っ越してからは隔月になったのですが、スタンプカードが軽く10枚はあるので数えきれないくらい行っています」

ーー猫カフェにいた時と引き取ってからの猫さん、気づいた変化などはありますか?

カミらくさん「カミーユはクールというかツンとした感じであまり人に触らせず、とにかくご飯が大好きな印象だったのですが、飼ってみるとものすごく甘えんぼで撫でてほしがり、人間が家に帰ったらお出迎えを欠かさず毎晩必ず一緒に寝に来ます。そしてとってもおしゃべりです。相変わらずごはんは大好きでよくおやつを盗みます。

らくは猫カフェにいたときのままよく寝る子なんですが、深夜になると猛ダッシュを始める一面がありました。猫飼いの間では、これを深夜の大運動会と呼んでいます。なによりもブラッシングが大好きで、日に4、5回ほど可愛い声を出してブラッシングを要求してきます。何をしても怒らない優しい子です。ただ、この2匹は特に仲が良いわけではないのでおもしろいです。

ーー猫ちゃんたちの可愛いと思うポイントは?

カミらくさん「カミーユはぷよぷよのお腹となぜかいつもプルプルの唇がチャームポイントです。らくはやはり深いブルーの瞳でしょうか」

どちらも毛並みがめちゃくちゃキレイ!可愛すぎる写真です…。カミらくさんはもともと飼っていた子を10月に亡くし、その悲しみを和らげてくれたのがこの子達だったそうです。

さらにカミらくさんは「まさか猫カフェの看板猫を我が家に引き取ることができて、さらに心を救ってもらえるなんて当時は思いもよりませんでした。一生大切にすると誓っています。余談ですが、もともと飼っていた子とこの2匹が親戚だということが引き取った後に判明しました」

それは、運命でしかないです!本当に出会えてよかったですね…。どうぞいつまでもみんな仲良く楽しく暮らせますように。

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