「こんな姿で待機されたら…」飼い主の行動を先読みして背中を向ける猫さんが話題「なでれ」「背中で語ってる」

渡辺 陽 渡辺 陽

背中で語る猫

後ろ姿の、ある猫さんの画像がSNSで話題になりました。まるで子猫のようにちょこんと座っている姿は「背中で語る」という言葉がぴったり。ツイートには「あのォ、あたし、撫でられるの待っているのに、ご主人さん、早く、あたしを、撫で撫でしてくださいにゃ〜」、「こんな姿で待機されたら、思わず「ムギュッ」としたくなっちゃいますね」という反響が寄せられ、いいねは1.8万件を超えました。

おすよさん(@osuyolupin3)が今月21日、ツイッターに投稿したもので「撫で待ち猫の後頭部。おいちが定位置でジッと待つ。目を見てウルウルされる時もあるけど、この場合は私が後ろを通るのをわかっていて絶対素通りしないだろうと信じて背中を見せている。だからなおさら無視できない後ろ姿。もうすぐ4歳になるのに、小さな背中がその健気さとあいまって仔猫のよう」という言葉が添えられていました。

飼い主の行動を先読み

キジトラ猫の名前はおいちちゃん。もうすぐ4歳のメスです。飼い主のおすよさん(@osuyolupin3)によると、ここがおいちちゃんが撫でてもらう定位置で、テーブルか冬になるとこたつにいることが多いそうです。

なんとこのおいちちゃん、とても頭が良くて、おすよさんは、「飼い主の行動パターンを、おいちが把握してるようで用事が終わる頃に先まわりされてる感じです」と言います。

「だから、以心伝心というのとは違うんです。こちらの行動パターンを向こうが読んで先まわりしてくるのですが、おいちの場合、そういう時は必ず『撫でてほしい』と背中で語りかけてきます」

家族だから言いたいことが分かる

おいちゃん、撫でて欲しい時だけではなく、「ごはん」や「おやつ」と要求する時も無言のアピールをするそうです。「フードの入れ物のそばで目をシバシバします。行動や表情で、興味を持っているとか嫌がっているということが分かります。特別な事とは思わないです」。おいちちゃんと飼い主はもちろん猫と人間なので共通の言語はありませんが、家族だからこそ分かるものがあるようです。

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