今年もゴールデンウィークが近づいてきました。昨年は「ステイホーム」が推奨されましたが、今年は少し違った過ごし方を計画している人もいるのではないでしょうか。全国の20～69歳の男女1100人に「今年のゴールデンウィークを楽しみにしているか」を聞いたところ、7割近くの人が「楽しみにしていない」と答えていたそうです。
株式会社クロス・マーケティングが2022年4月に行った調査です。
「昨年と比べて、今年のゴールデンウィークはどのような気持ちで迎えるか」と聞いたところ、「そんなに楽しみではない」と答えた人が最も多く47.2％となりました。「ぜんぜん楽しみではない」も21.6％となり、7割近くの人が楽しみにしていないことが分かったそうです。一方、「とても楽しみにしている」は8.1％、「少し、楽しみ度合いが増えた」が23.1％という結果になりました。
年代別にみると、「とても楽しみ・少し楽しみ」と答えた人の割合が20代で40.9％、30代で38.2％、40代で27.7％、50代で24.5％、60代で24.5％という結果になり、若い人ほどGWを楽しみにしていると答えた人の割合が多いことが分かったそうです。
「昨年よりも、今年の方が『楽しみ』な理由はなんですか」と聞いたところ、「ワクチン接種をして、少し安心しているから」が31.8％で最も高く、以下、「今年は昨年よりも外出できるから」（28.3％）、「お店が通常営業になってきたから」（23.6％）と続きました。
年代別に特徴をみると、「ワクチン接種をして、少し安心しているから」は年代が上がるにつれて高く、60代で51.9％と半数以上に。一方、20代では「会えなかった人と久しぶりに会えるから」の割合が25.6％と他の年代よりも高い結果になりました。
「今年のGWにやろうと思っていること、楽しみにしていること」を聞いたところ、旅行など「外出する／外出したい」という声が聞かれた一方で、部屋の掃除や片付けなど「家で過ごす／過ごしたい」、「自粛する」といった意見もあったそうです。
また、GWに外出予定がある人に、「今後コロナ感染者数が増加した場合のGWの外出予定」を聞いたところ、「一部変更する」（36.6％）、「諦めて家で過ごす」（34.9％）、「予定を変えずに実行する」（28.5％）との回答が寄せられ、7割以上の人が外出予定を変更すると答えたそうです。
