「捨てるとこ、これだけ!?」シメジの石づきを取る方法が話題 「ずっと、もったいないなと思ってた」

太田 浩子 太田 浩子

「ぶなしめじを中心から優しく抜き取っていくと綺麗に石づき(菌床部)が取れます。捨てるところが少なく、まな板と包丁を使わないですむ簡単な方法。」

コメントとともに、ぶなしめじの石づきの取り方がわかる写真をツイートした「しまこ(@shimako05)」さん。この方法でしめじと石づきを分けると…なんと石づきの小さいこと! 捨てるのこれだけ!?という目から鱗の方法に「すごい技を教えていただきありがとうございます」「うぉー!!これは素晴らしい」「うわ!!もっと早く知りたかった」と、ほとんど叫びのような感謝の声が寄せられています。

 石づきを取る方法として一般的に知られているのは、しめじをそのままか、2〜4個程度に手で分けて、根元を包丁で切るという方法です。この方法だと、石づきに対してしめじが盛り上がっていると、食べられるところもカットしてしまうことになりがちです。

 しまこさんがツイートした方法は、購入したパックのまま、まずは、しめじの真ん中あたりを数本抜き取ります。抜き取った場所を広げるように、外側に向かって最後まで抜き取っていくと…大さじ1杯程度の石づきだけが残るという方法です。ついでに、しめじも適度にバラされて一石二鳥。

 しまこさんも、以前は「可食部を切りすぎてしまったり、まな板がおがくずで汚れるのが地味にストレス」だと感じていました。そんなある日、切ろうとしたしめじが抜け落ちたのを見て思いついたと言います。

「真ん中なのは外側からだと石づきが崩壊しやすく最後まで綺麗に抜けなかったからです。真ん中と書きましたが、抜きやすければどこからでも良いと思います。綺麗に抜けるとスッキリするというかクセになる気持ち良さがあるので、ぜひ一度お試しいただきたいです」(しまこさん)

 筆者もさっそく試してみました。最初に真ん中部分を抜き取るときに、無理やり引っ張ったら傘が取れたり折れたりしてしまいました。そこで2個目の挑戦では、真ん中の3本を上下左右にクイクイと細かく動かして緩めてから抜いてみたら、スポッとうまく抜けました。抜いていくと、たまに石づきがついていることもありますが、指ではずしたりちぎったりすればOKです。

 さらに、しまこさんのように保存袋を横に用意しておいて、抜き取ったしめじを入れていけば洗い物もゼロ。ツイートに追記されているように「アイラップに入れて冷凍しておけばすぐに使えて便利なうえに、うまみと栄養価が増して良いことずくめですね」状態です。

 この方法に、
「捨てる所少なっ🤪 これからはこのやり方で調理させて頂きます🍴」
「これやってみたらホント無駄がないし永遠にやりたいくらい楽しかったw」
「石づきってこんなに小さいの!?! いつも、なんだか勿体ないなーと思いながら包丁でバスっと切ってた」
「どうりで石づきなしで売ってるやつは長いと思った!」
「娘がまたお手伝いをしてくれるって言うので一緒にやった。3歳でも出来る〜」
などと喜びのコメントがありました。

 しまこさんは「長野県出身なので、地元で頑張って生産しているしめじのツイートに、多くの方が反応してくれて嬉しいです。きのこ好きの方達のお役に立てば幸いです」と話してくれました。

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