日本の歴史を振り返ると、時代を動かすような人たちがいました。今はまさに変化の時代。そんな時代だからこそ「あの偉人が今いたら…」と思うことはありませんか。与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社が発表した、「第1回今こそ日本に必要な偉人」の1位に選ばれたのは、飛鳥時代に冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、天皇を中心とした中央集権国家体制の確立を図ったことで知られる「聖徳太子」でした。
2021年11月に全国の20歳~69歳の男女を対象に実施された調査で、有効回収数は600件でした。
「今こそ日本に必要な偉人」のランキング1位は「聖徳太子」でした。次いで、2位に「坂本龍馬」、3位「織田信長」、4位「徳川家康」、5位「松下幸之助」と続きました。偉人に現代でどのような活躍を期待するかについてのコメントは以下の通りです。
【1位:聖徳太子(12.2%)】
▽一人一人の考え方に耳を傾けてほしい
▽相互理解できるように話し合いを促してほしい
【2位:坂本龍馬(8.2%)】
▽海外の状況を見据えた国内の改革
▽時代・社会の変革を推し進めてほしい
【第3位:織田信長(6.5%)】
▽色々な物事をスパッと決めてほしい
▽世界に対して日本の立場を鼓舞してリードしていってほしい
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「今こそ日本に必要な偉人」のランキングを回答者属性別にみると、1位の「聖徳太子」は男女別、年代別すべての属性において1位でした。男女別では、男性の2位が「坂本龍馬」(7.8%)、3位に「徳川家康」(7.4%)となった一方で、女性の2位は男性と同様に「坂本龍馬」(8.6%)、3位は「松下幸之助」(6.9%)となりました。また、年代別では、全体5位の「松下幸之助」が、40代(6.8%)と50代(6.6%)で3位にランクインしたそうです。
「日本を導く人に必要な要素」について聞いたところ、もっとも多かった回答は「リーダーシップ」(32.8%)でした。次いで「広い視野」(13.0%)、「努力」(12.7%)となりました。特に「リーダーシップ」は、男女別、年代別のすべてにおいて圧倒的な1位となっていたそうです。
また、男女別でみると、男性は「努力」(15.0%)、女性は「広い視野」(14.7%)の回答率が高い結果となっていました。さらに、年代別では、若年層は「努力」、高齢層は「広い視野」の回答率が高くなる傾向が伺えたそうです。
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調査を行った同社は、「多くの課題を抱えている現代日本のリーダーたちにも、これまでの時代を創造してきた偉人のように強いリーダーシップと広い視野を持って、世の中を明るい未来へ導き、数十年、数百年後に『今こそ日本に必要』と思われるような歴史に名を残す活躍を期待します」と述べています。