人生で一番後悔した無駄遣い…最高額は「4千万円」 使い道は「ガチャガチャ」から「育毛剤」「マンション」まで多種多様

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みなさんは「こんなことにお金を使うんじゃなかった…」と後悔したことはありますか。そこで、全国の男女500人(女性342人/男性158人)を対象に、「人生で一番後悔した無駄遣い」の調査を実施したところ、最高金額は「4千万円」でした。また、無駄遣いをしたときの年齢は約6割の人が「20~30歳」と回答したそうです。

保険マンモス株式会社が2022年3月に実施した調査で、おもに31~40歳(39%)、20~30歳(26%)、41~50歳(22%)、51~60歳(9%)の人が回答しています。

はじめに、「無駄遣いをして後悔したときの年齢」を聞いたところ、もっとも多かったのは「20~30歳」(61%)でした。次いで、「31~40歳」(21%)、「19歳以下」(9%)と続きました。

続いて、「無駄遣いしてしまった金額」を聞いたところ、最高額は「4千万円」でした。また、最低額は「800円」で、平均額は「79万214円」だったそうです。高額な無駄遣いについては、具体的に以下のようなコメントがありました。

▽金額:4千万円
・親子ローンで購入したマンション。しかしすぐに引越しせざるを得ない状況になってしまった(女性、20~30歳)

▽金額:2400万円
・マンションの購入(男性、41~50歳)

▽金額:1千万円
・中古のマンション。買ってすぐ離婚したので1ヶ月くらいしか住んでいません(女性、20~30歳)
・ホストクラブにはまってしまった(女性、20~30歳)

また、「無駄遣いしたこと」で多かった回答は、「ゲームの課金」「アイドルやキャラクターのCDやグッズ」「投資の失敗」「当たらなかった宝くじ」などが挙がったそうです。そのほかの回答と具体的なコメントは以下の通りです。

▽19歳以下
・軽く好きになったアイドルの写真を大量に買ってしまった(2万円)
・安売りされていたアロハ柄の短パン。母から「これ安いけど買う?」と聞かれ当時中学生の部活で疲れていた私は見もせずに生返事し買うことになってしまいました。以来疲れているときは買い物に行かず、商品をしっかり見て吟味するようになりました(800円)
・ガチャガチャに何度も挑戦(5000円)
・キャラクター消しゴムや、おまけつきお菓子にお金を使っていたことを後悔しています。結局何も役に立っていないので夢中になってたことがバカらしいです(2万円)
・ブランド服に無駄遣いしたが、すぐにヨレヨレになった(1万円)
・身長が伸びる薬。高額であるにもかかわらず結局飲み続けても効果はなかった(10万円)
・知人の紹介でダイエット食品・化粧品を一括購入した事にうまく買わされたなと後悔しています(18万円)

▽20~30歳
・今はもう飽きてしまったアニメのクレーンゲーム景品(クッション) 当時は夢中になっていたが、2022年の今は飽きているので、本当に無駄だったと思う(2万円)
・メダルゲームにハマって課金しまくる(1万円)
・ボーナスをゾゾタウンで全て使った(10万円)
・ある女性に好意を持たれていと思い、一生懸命プレゼント等で貢いだあげく振られた事(40万円)
・全くプレイしなくなったソーシャルゲームへの課金(40万円)
・早くその地域に引っ越したいがために、古いアパートにそこそこの家賃をかけてしまった。なかなか引っ越し先が見つからず、数年間払った家賃が無駄だと感じました(270万円)

▽31~40歳
・泣いて全然乗ってくれなかったベビーカー(3万円)
・スポーツジムに申し込んだが、めんどうで行かなくなった(9万円)
・ランニングマシンを買ったが、ほぼ使わず洋服掛けになった(9万9800円)
・育毛剤(200万円)
・子供の英会話教材。家での使用は難しく、結局英会話教室へ通いました(50万円)
・タバコに費やしたお金です。やめた今となってはもっと早くやめていたらいくら浮いていたのだろうと後悔しています(54万円)
・かつらに興味があり、フルウイッグ(人毛100%)をオーダーで作ったが、2度しか着用する機会がなかったこと(30万円)
・古い情報を叩き込まれた起業セミナー(100万円)

▽41~50歳
・副業を、と思い在宅ワークの為に登録したが、いわゆる商材詐欺で仕事もできず、しかも数年たってから怪しい電話をかけてこられた(50万円)
・コロナになる直前に買った車です。在宅の仕事になり車通勤がなくなってほとんど乗っていません(250万円)
・着ていく場所が思い当たらないワンピース(1万2000円)
・有名(世間で知られているメーカーのシリーズ)な電子レンジを買ったが、1年程で突然動かなくなって壊れた。後で口コミを見たら、壊れやすいようなことが書かれてあり、買わなければ良かったと後悔した(5万1000円)
・自宅の蛇口に接続できなくて使えなかった高圧洗浄機(1万5000円)
・甲子園球場の年間予約席(28万円)

▽51~60歳
・3等を狙った宝くじ(3万円)
・美術品(300万円)
・仕事についてから、 ストレスで毎日ポテトチップスの大袋を買い、10年間で20kg以上太ってしまった(9万円)
・オーションでカメラを落札したが、ジャンク品を甘く見ていて、使い物にならない(2万5000円)
・調理師を目指して学校に行ったが、とんでもないパワハラ校で、中途2カ月で退学した。入学金と1年間の授業料は相手学校のものとなった(100万円)

  ◇  ◇

調査を行った同社は、「生活していく上で、様々なことにお金を使います。買わなくてもよかったもの、無くても困らないものは基本的に『浪費』です。ただ、本当は浪費なのに『これは私にとって必要なお金だ』と思い込んでいる場合もあり、明確に線引きするのも難しいところです。無駄遣いの基準はその人次第なのですが、お金を使った後に後悔するなら、金額に関わらず『無駄遣い』だといえるのではないでしょうか」と述べています。

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