みなさんが転職を考える際、まず気になるのが「働きながら転職活動すべきか、辞めてから転職活動すべきか」ではないでしょうか。そこで、働きながら転職活動をした男女500人に「働きながらの転職活動」について調査を実施したところ、働きながら転職活動をするメリット1位は「収入が途切れない」でした。また、デメリット1位は「時間が確保できない」だったそうです。
株式会社ビズヒッツが、2021年12月に女性237人、男性263人を対象に聞いた調査です。
働きながら転職活動をするメリット1位は「収入が途切れない」
「働きながら転職活動をするメリットはなんですか」と聞いたところ、ダントツの1位は「収入が途切れない（370人）」でした。2位以下は「精神的なゆとりがある（72人）」、4位「転職に失敗しても安心（60人）」、5位「じっくり転職活動できる（56人）」といった回答が続きました。なお、9位以下には「保険・年金の手続きがラク」などが入っていました。上位の結果と具体的な内容は以下の通りです。
【1位 収入が途切れない】
・無収入の期間がないから、金銭面ではそんなに困らない（転職時27歳、女性）
・収入が途絶えないので、生活苦に陥らなくてすむ（転職時35歳、女性）
・収入を確保したままで転職先を探せること（転職時43歳、男性）
【2位 精神的なゆとりがある】
・働きながら転職活動をするメリットは、精神的な余裕だと思います（転職時26歳、男性）
・身の振り方が決まってから辞める方が現実的です。安心感が違います（転職時33歳、女性）
・無職期間を経験せずに次の仕事に従事できるので、精神的に余裕がある（転職時39歳、男性）
【同率2位 ブランクができない】
・退職後すぐに新しい会社で働ける（転職時26歳、女性）
・キャリアに穴が開かない（転職時33歳、女性）
・失業せずにすむ可能性がある（転職時39歳、男性）
【4位 転職に失敗しても安心】
・希望の会社に内定をもらえなくても、今の会社に戻れる（転職時24歳、女性）
・転職を取り下げられる（転職時26歳、男性）
・採用されなかったとしても、職はなくならない（転職時43歳、女性）
【5位 じっくり転職活動できる】
・焦る必要がないので、時間をかけて転職先を検討できます（転職時28歳、女性）
・じっくり自分の望む条件の仕事を探し続けられます（転職時31歳、男性）
・タイムリミットがないので、ゆっくり落ち着いて探せること（転職時52歳、男性）
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「働きながら転職活動をするデメリットは何ですか」と聞いたところ、1位は「時間が限られる（182人）」となりました。2位は僅差で「日程調整が難しい（178人）」、4位には「仕事を休む必要がある（51人）」といった回答が続きました。上位の結果と具体的な内容は以下の通りです。
【1位 時間が限られる】
・転職活動の時間が限られるため、求人を探すのに苦労しました（転職時27歳、女性）
・とにかく時間がないことです。平日でも応募企業の選定、履歴書の作成などを行わなければなりません（転職時30歳、男性）
・転職活動する時間がありません。「どんな仕事に就きたいか」など、先のことを考える余裕が持ちにくいかもしれません（転職時38歳、女性）
【2位 日程調整が難しい】
・平日は仕事があるので、面接日などを決める際に困った（転職時23歳、女性）
・面接や面談などの都合がつけにくく、先送りになるケースがある（転職時39歳、女性）
・面接に行けないことがあった（転職時42歳、男性）
【3位 職場に気を使う】
・転職活動が周囲に知られると会社での居心地が悪くなる。そのため気づかれないように活動しないといけない（転職時30歳、女性）
・面接時は仕事を休まねばならず、職場の人たちにバレるのではないかと不安になる（転職時33歳、男性）
・周りには言えない後ろめたさを感じること（転職時43歳、女性）
【4位 仕事を休む必要がある】
・面接の度に有給を使用するので、会社の人に怪しまれる恐れがある（転職時28歳、女性）
・休む必要が出てくるので、現職の仕事に迷惑がかかる（転職時31歳、男性）
・基本的に企業の面接は平日なので、仕事を休まなければならない（転職時36歳、男性）
