みなさんにとって「仕事ができる人」とはどのような人ですか。20~60代の働く男女を対象に「仕事ができそうなタレント」を聞いてところ、女性タレント1位は、「いとうあさこ」さんでした。また男性タレント1位は「カズレーザー」さんと「櫻井翔」さんが選ばれたそうです。
各種資格の認定を行っている「日本生活環境支援協会」が2022年1月から2月にかけて、247人を対象に行った調査です。
女性タレント1位の「いとうあさこ」さんは、最近ではエッセイ本を出版されたりと多岐に渡って活躍されています。コメントでも「司会者等に話題を振られた時に必ず的確な反応をしている印象」(30代女性/パートタイム・アルバイト)、「ふざけているように敢えて見せておいて、周囲の状況を把握していそう」(40代女性/自営業・フリーランス)「製作者の意図を汲んで、場を盛り上げていると思う」(50代女性/パートタイム・アルバイト)といった意見が寄せられています。
また、2位は「池田美優」さん、3位は「指原莉乃」さんという結果になりました。どちらも「頭の回転が早そう」「臨機応変に対応できそう」といった声があがりました。
同社は「この3名に共通することは、やはり『機転が利く』ということではないでしょうか。周囲の状況を把握しながらも、発言や行動をすばやく行っているイメージです」と説明しています。
男性タレントの1位は「カズレーザー」さんと「櫻井翔」さんが選ばれました。カズレーザーさんはバラエティ番組だけでなく、YouTuberとして、櫻井翔さんはアイドルという枠組みにとらわれず、ニュース番組でも大活躍されています。
カズレーザーさんには、「冷静に物事を見ている。情報収集力、知識吸収への探求心を強く感じる」(60代女性/パートタイム・アルバイト)、「地頭がよさそう。要領よく仕事をこなしそう」(40代男性/会社員)「特定の業界に向けた発言は少なく、視聴者がその時に感じている気持ちを代弁してくれる」(40代男性/会社員)などの声が寄せられました。
また、櫻井翔さんには、「慶応大卒であり、テレビ番組の司会やインタビューアーを無難にこなしており、機転がききそうだから」(60代男性/会社員)、「才色兼備だから」(20代女性/パート・アルバイト)、「アイドル活動や俳優、司会、ニュースキャスターなど多方面で活躍しているため」(20代女性/パート・アルバイト)などの声が寄せられたそうです。
同社は「お二人に共通することは、頭の良さはもちろんですが、一つの仕事に固執せずに多岐に渡ってご活躍されている、ということではないでしょうか。まさに、どのような仕事もこなしていく器用さ、臨機応変さが印象的です」と説明しています。
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「仕事ができる人」の定義を明確にすべく、「あなたにとって『仕事ができる人』とはどのような人ですか」と聞いたところ、1位は「頭の回転が早い人」「臨機応変に対応できる人」という結果となりました。
「この人仕事ができる!」と思った具体的なエピソードには、「色々な相手と組んで仕事する際に、自分の立ち回りを組む相手によってさりげなく変化させながら仕事している人を見た時に、要領がとても良く仕事ができるんだなと感じた」(30代男性/会社員)、「複数の仕事に対し、自分の中で優先順位をつけつつ、しっかりこなしていた先輩は仕事が出来るなと思いました」(20代女性/会社員)、「お客さんからクレームがきても、相手を怒らせないでうまく対応している時」(40代男性/会社員)、「締め切りが限られている仕事で、同時に別の仕事をしながら完璧にこなす人は凄いと思った」(30代女性/パート・アルバイト)などの声が寄せられたそうです。
また、「仕事を行う中で最も心がけていることを教えてください」と聞いたところ、「頼まれたことは迅速に対応する」が最多回答に。
さらに、「仕事におけるあなたの目標を教えてください」と伺ったところ、「昇給する」(31.1%)と回答した方も多くいましたが、「お客様に喜んでもらう」(35.6%)と回答した方が最も多いという結果になりました。「お客様に喜んでもらう」と回答した方に理由を伺ったところ、「仕事に対して報酬よりもやりがいを求めている人」と「お客様に喜んでもらうことが結果的に昇給に繋がると考えている人」の2つのパターンに分かれたといいます。
最後に「目標を達成するために行っていることを教えてください」と聞いたところ、資格の勉強や読書など、「仕事に必要な知識を身に付ける」と回答した方が最も多かったそうです。