「砂糖の呼吸」を駆使したケーキが話題 「美しすぎて、ため息の呼吸」「神の領域」と絶賛の嵐

渡辺 陽 渡辺 陽

「砂糖の呼吸が使えるようになると、このような妙技が使えるようになります」とツイートしたのは、SUCRETIER@長谷川健太さん(@kenta_sucretier)。そこには、手作りとは思えないほど美しいシュガークラフトのケーキが写っていました。あまりの美しさと技術の素晴らしさに、「砂糖の芸術品を拝めさせて頂き、有難うございましたァァァ」というリプライも。他にもたくさんの驚きと称賛のリプライが寄せられました。製作者に聞きました。

「すごい!!どれだけ練習したらこんなすごいものが作れるんだろう」
「美しすぎて、ため息の呼吸」
「は!?え!?な!?なんじゃこりゃァァァァァ!!??」
「見る者を喜ばせたり感動させる素晴らしき…」
「美しい!素敵すぎる。極。神の領域」
「もはや一つの芸術品」

製作者のSUCRETIER@長谷川健太さんにシュガークラフトを始めることになったきっかけや、写真の作品、今後の夢について話を聞きました。

ーーケーキデザイナーのマギー・オースティンさんにシュガークラフトを学ばれたそうですが、マギーさんを知らない人もいると思うので、少しご紹介いただけると幸いです。

「マギーさんはもともとバレーダンサーだったのですが、怪我をしてケーキデザイナーに転身されたんです。オバマさん時代にホワイトハウスのクリスマス飾りなど担当されるほどすごい方なんです」

ーー有名な方なんですね。マギーさんとはどこで出会われたんですか。

「日本の砂糖細工はあまり眼中になかったので海外のほうに目を向けていたのですが、その頃、偶然、私が勤めていた職場とマギーさんがコラボしたんです。その流れで、3カ月くらいみっちりマギーさんから直接指導してもらうことができたんです」

ーーそれはまたすごい!運命の出会いですね。

「はい、それが終わってからは、月に10台以上シュガークラフトのケーキを作り続けています」

ーーこちらのケーキですが、制作には何時間くらいかかったのですか?

「1日18時間、みっちり3カ月かかりました」

ーーえっ、そんなに!砂糖の呼吸は修行そのものですね。今後、どんなお仕事をしてみたいと思われますか。

「今現状はこのようなケーキが作れること自体が知られていません。そこに新しい市場を生み出して、こういうケーキが売れるような世の中にしていきたいと考えております!」

◇ ◇

確かに、結婚式やイベントの時にしか見たり食べたりできないなんて残念です。食べてしまうのがもったいないくらい美しいシュガークラフトのケーキ。いつか店頭で買える日が来るといいですね。

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