年々機能が進化しているスマートウォッチ。スマートフォンからの通知だけでなく、運動量や血圧・心拍数が測れる高機能な商品も多く出ています。
そんなスマートウォッチが、まさかの場面で役立ったエピソードがTwitter上で話題になっています。
こないだ仕事でミスをした時に上司に会議室呼び出されて鬼詰めされたんだけど、普段怒られることあんまりないからどんどん心拍数上がってきて、僕のApple Watchが「深呼吸してください」と通知を出し、上司がそれを見て「今回は許したるわ」と見逃してくれるという奇跡の連携プレーが起きました。
そうつぶやいたのは、総合商社に勤める若手社員のスサノオさん(@lysan_herm)。
Apple社の「Apple Watch」には、心拍数の上昇を検知し知らせてくれる「心拍数 App」という機能があります。
心拍数の通知を有効にしておけば、選択したBPM(1分あたりの心拍数)より高い/低い状態が続いた場合に通知を受けたり、不規則な心拍リズムがないかを時折チェックしたりできます。(Apple Watch で心拍数を測定する - Apple サポート (日本)より引用)
この機能により、上司の怒りが鎮まったというまさかの展開にSNSユーザー達からは
「有能すぎひん!? サラリーマン必需品になってて草」
「ストレス値を計測して管理する未来のAIみたい」
など多くの声が寄せられています。中には、
「最新技術の勝利…! 真面目に考えるとパワハラ問題と最新技術のかなり有効な活用かと。」
とパワハラ防止に役立てるという声も。
投稿者のスサノオさんに話を聞いてみました。
ーーApple Watchの通知を見た時の心境をお聞かせください。
スサノオ:上司と同時に目に入ったのですが、上司の表情が和らぐのが分かったので、これで助かったと内心ホッとしました。
ーー多くの反響が寄せられていますが、印象に残っているものはありますか?
スサノオ:こんなに拡散されたのにネガティブなコメントが一切なく、パワハラを心配する声を沢山頂いた事が印象的でした。ただ、上司との関係は良好であったので、私自身パワハラだとも思っておりませんし、その際の教えはその後の仕事観の根底となっているため非常に感謝もしています。
ーー理不尽に怒られたわけではないようで安心しました。
◇ ◇
スマートウォッチによって相手に胸の内を知られるなんて、なんだか近未来的ですよね。
怒られる場面ではなくても、例えばデート中に「深呼吸をしてください」なんて通知が出たら、相手にドキドキが伝わって恋の手助けをしてくれるかも・・・?
皆さんも、「緊張を相手に知らせたい」場面でスマートウォッチを活用してみてはいかがでしょうか?