「ダイヤモンド柴」というつぶやきと共に、1枚の写真をツイッターに投稿した、柴犬 蓮さん(@siba_ren_)。そこに写っていたのは、後光のように差す朝日を背に、小高い雪山の上にたたずむ柴犬の姿!
「おお!後光がさしてる」「ダイヤモンド富士ならぬ、ダイヤモンド柴!」と絶賛のリプライが殺到した、なんだかご利益がありそうな神々しい柴犬の姿について、飼い主さんに聞きました。
チカラが欲しいか?
「これは『シヴァ』」
「チカラがほしいか?」
「柴神がおられる…」
「特撮ヒーロー ダイアモンド犬」というリプライも寄せられていた、かっこいい姿を披露してくれたワンちゃんは、蓮くん。飼い主さんいわく、「甘えん坊でヤンチャで少しビビり」という、2歳半になる柴犬の男の子です。
「待てい!!(CV井上和彦)」「来いよご主人…この高みまで…」といった、アテレコ風のリプライも寄せられた蓮くんの『ダイヤモンド柴』姿について、飼い主さんにお話を伺いました。
ーー蓮くんの『ダイヤモンド柴』姿、本当に神々しいですね。
「撮影した飼い主も、いつにも増してかっこいい!神々しさもある!と思いました。この山は、除雪された雪が積み上げられたものなのですが、これに登るのは毎日の散歩のときの蓮の日課でして。頂上から少し遠くの景色を眺めるような感じで、山の上でじっとしている時間があります。
山のてっぺんにいる蓮はすごくカッコ良く見えるので、ほぼ毎日写真を撮っていました。この日も山に登った蓮の写真を撮ろうと、いつものようにスマホを向けたところ、ちょうど蓮の背後にお日様が出ていたので、位置を合わせて撮りました」
ーー蓮くんはやはり「雪」が大好きなのですか?
「蓮は雪が大好きです。飼い主が雪玉を投げてキャッチボールをすることが多いですが、飼い主が小さい雪山を作って、それを蓮がホリホリで壊す、という遊びもします。飼い主が帰ろうとしてもまだ遊び足りないときは、飼い主があまり行きたくない雪深いところに伏せをして動かなくなっちゃいます…」
ーー可愛いけど困っちゃいますね(笑)。今回の蓮くんの『ダイヤモンド柴』を見て、高橋よしひろさんの漫画『牙-流れ星 銀-』を思い浮かべた方もいらっしゃいましたね。
「『牙-流れ星 銀-』は子供の頃にほんの一部分を見た記憶がうっすらあるだけで、時々蓮を見て、銀みたいだ…と思ってはいましたが、彼らが秋田犬だということも今回調べ直して気づきました。これを機に改めて漫画を見てみようと思いました」
ーーところで、撮影後の蓮くんはどうなったのでしょうか?
「撮影後の蓮はいつも通り、満足するまで雪の上にいた後、降りてきました」
◇ ◇
「雪のある暮らしは大変なことばかりですが、何より犬が喜ぶというメリットがあります」と、ツイートしていた飼い主さん。凍える寒さや除雪の苦労はあれど、朝のお散歩のときには、粉雪が朝日に照らされてキラキラと輝く「ダイヤモンドダスト」が目撃できるタイミングもあるのだとか。何よりも、「すべてが可愛い」という大事な蓮くんの喜ぶ姿が見られるなら、雪暮らしの大変さもなんのその!ですね。