人に嫌なことを言われた時の対処法がSNS上で大きな注目を集めている。
「嫌なこと言われたとき、その場で流して後でモヤモヤするんじゃなくて、1秒以内に『えー!それは冗談でも言わないで欲しい!普通に傷つく!』と声は明るめ、顔は真面目に言えばいい。後で『あの時やだった…』と暗い顔していうんじゃなくて反射的にいう。とにかくいう。その方がモヤモヤ時間も短く済む。」
とその具体的な内容を投稿したのはいずみさん(@Happy_Pokonyan1)。
たしかにこういったことはその場で指摘しないと、言った本人はすぐに忘れてしまうもの。「失礼なことを平気で切り込んでくる人は失礼と理解してない系の方が多い」とも分析するいずみさん。いずみさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「女性にはよくある事だけど、後からじわじわくるってありますよね。
でも後から話しても、相手からしたら終わった事なので、敏感にその時に反応したいですね:( ;´꒳`;):」
「その場ですぐ嫌だ、と言えない場合は
黙って相手の目をじっと見るとイイ、と言われました。」
「先日、笑顔で「それはそのまま返したい」と言って、自分でびっくりしました。冗談だと思った様で、何にも言いませんでしたが、そんな言葉が出たのが自分で驚きました。で、言われた事は忘れてしまいました。」
「上司にも使えますよね?しっかり敬語で。関係を悪くしたくないので、言えるように頑張りたいです。」
など数々の共感のコメントが寄せられている。
いずみさんにお話をうかがってみた。
--この方法で対処された際の相手の反応はどのようなものが多いでしょうか?
いずみ:「あ、ごめんごめん」「悪ノリしすぎた、ごめんね」と真剣に謝ってくれる方や「すまん!」と笑い話っぽく謝ってくださる方が多い印象です。
--いずみさんがこの対処法を身に付けられたきっかけをお聞かせください。
いずみ:対処法を身につけたきっかけと言えるかはわからないのですが、高校時代の友人の影響は大きかったと思います。誰に対しても、自分の意見をきちんと伝える友人だったのですが、そんな友人に出会って「嫌だと思ったことを言っても、大丈夫なんだな」と学びました。そのあとから、関わる人に対して言いたいことをその場で言うことが徐々にできるようになっていったと思います。
--それ以前は嫌と思ってもすぐ対処できず後悔されたことがあるのでしょうか?
いずみ:すごく後悔してることはないのですが、もっと早く自分の気持ちを言えていたら、人生は生きやすかったのかなと今思います。
--これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
いずみ:多くの人が過去の自分と同じように、言いたいことが言えなくて悩んでいるんだと感じました。ほんとに色々な方がいるので、全ての人に言いたいことを言うのは難しいかもしれませんが、まずは身近な人から少しずつ言えるようになっていけたらいいのかなと思いました。
◇ ◇
人間関係はなるべくどちらかに負担がかかることなく、フラットにいきたいもの。相手がそのバランスを見失ったならこちらから修正するのが手っ取り早い。
なお、今回の話題を提供してくれたいずみさんは日頃、SNSやブログ「~きっと気持ちが楽になる~迷ったときの生き方辞典」でより幸せに生きる上でのさまざまな気付きを紹介している。ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
いずみさん関連情報
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ブログ「~きっと気持ちが楽になる~迷ったときの生き方辞典」:https://happy-pokonyan.com/