年末は贈り物を贈られたり送ったりする季節。箱に品物を詰める時は、隙間に新聞紙を挟んだり、プチプチで包んだりしますよね。送られたほうは、荷物の間に詰められた新聞紙を広げて見たりして、送り主の地元に思いを馳せたりする時間も楽しいものです。 そんな脇役の緩衝材について、関西人にはおなじみの“ある物”を使ったツイートが注目を集めています。
「西日本から東日本へと宅配便を発送するにあたり、理想とされる緩衝材の詰め方を図1-1に示す」とツイートしたのはライターの山口真弘さん。明治製菓のスナック菓子「カール」を緩衝材にするアイデアに人々が注目。5万超のいいねがつきました。
「一瞬、カールのムダ使いって思ったけど緩衝材よりプラスチック質量が圧倒的に少ないから地球にも優しいよね。」
「ありがとうございます、、こういう情報とっても助カール」
「物を送るという目的がある上で、緩衝材じゃなくてカールが届いてヤッター!っていうそういう嬉しさも送れますよってことですね!」
実はカールの全国展開は2017年に終了し、現在は滋賀、京都、奈良、和歌山から西のエリアのみで販売。公式通販での取り扱いもないため、アイデアそのものへの称賛の中には、「カ… カ〜ル!!!!お前生きていたのか!!! どうして、ここに戻ってこなかった……!みんな…待ってたぞ…… いいから、帰ってこいよ、あのスーパーの棚に…」と、懐かしむ声もありました。
そこで、普段はITデバイスのレビュー記事を執筆している都内在住の山口さんにお話をうかがってみました。
――カールが西日本だけでの販売とあって、やはり東日本の方は恋しくなるんですね。
取り寄せるまではしていませんが、西日本へ出かけた時に、目についたらよく買っています。普段は飛行機で移動しているので、気づいていなかったのですが、新大阪駅で大量に売られているのを見て、こんなにも需要があるのかとびっくりしました。
――こちらの素敵なアイデアが浮かんだきっかけを教えてください。
関西の実家に戻り、都内の自宅に荷物を送り返すにあたって浮かびました。海外に荷物を送る時に日本のスナック菓子を詰めたら喜ばれたという話のほかにも、緩衝材代わりに使えるポップコーンが市販されるなど、似たようなネタは以前からあると思うのですが…。
――今回のツイートに大きな反響がありました。
現在東日本では入手困難なカールに絡めたこともあって、ツイートが注目されたのかなと思います。東日本で手に入らなくなった今も、カールを好きな人がとても多いんだなと実感しました。
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山口さんのほかのツイートでは、新大阪駅や京都駅の土産販売店で山積みされているところなども併せて紹介しています。ちなみにカールは、他社の通販で販売されてはいるものの、売り切れか割高の価格設定。定価で購入できる手段がほぼない状況下での“緩衝材カール”は、滅多に手に入らない東日本民にとって、もう一つの嬉しい贈り物なのかもしれません。
■山口真弘さんのTwitter https://twitter.com/kizuki_jpn