「文鳥の前で文鳥を握るとこうなる」という文言とともにtwitterに投稿されたわずか6秒で完結するサスペンスフルなドラマが大注目を集めました。動画は、画面右端で飼い主さんの手の中で頭を撫でてもらっている文鳥さんと、そのななめ後ろ、中央で求愛ダンスを踊る文鳥さんの姿が映るほのぼのとした場面からスタートします。が、思いがけない展開が待ち受けていて…!?
この後、突如、画面左端から第三の文鳥さんがくちばしを拡げて登場し、撫でてもらっている文鳥さんめがけて一直線に進んできます。さっ、と撫でている文鳥さんごと手を引く飼い主さん。それを追いかけ、画面の向こうに消えていく第三の文鳥さん。踊っていた文鳥さんは何事もなかったかのように無心にステップ踏み続ける…という場面で動画は終了します。
唐突なエンディングと文鳥さん達の謎めいた関係性に注目した人たちから、「カオス。」「文鳥しかいないのに情報量が多すぎる」といった声が寄せられた他、「情報量多いけどどれもかわいいのはわかった」との声も届きました。動画を投稿した、たかはら（@ppp_tk_）さんに聞きました。
――動画に登場する、文鳥さん達について教えてください。まず画面右端、手の中にいる文鳥さんのお名まえは？
ブンちゃん（オス）です。とっても怒りん坊でいつもギャロロ！！と鳴いています。手の上や手の中にいる時は静かです。人間や文鳥に対して理不尽な攻撃も多いので、チンピラ文鳥と言っています。
――画面左から登場する、くちばしを開いて迫ってくる文鳥さんは？
チャニュyou（メス）、飼い主の私にベタ慣れの甘えん坊なので他の文鳥を可愛がると、やきもち焼いて怒りながら走って来ます。文鳥なのに文鳥の事があまり好きではないようで、特に嫌いな文鳥には安全な場所から喧嘩売ったり煽ったりする気の強い性格です。
――後方で踊っている文鳥さんは？
ニキちゃん（オス）、チャニュyouと飼い主の私の事が大好きですぐ踊ります。とってもマイペースな性格です！
――3羽の複雑な関係性を想像したくなる、ドラマティックな動画です。この後はどうなりましたか？
迫ってくる文鳥（チャニュyou）はMAXでジェラシーを感じています（笑）。嫉妬で怒り狂っていて、撫でられている文鳥（ブンちゃん）を攻撃しにやって来ているので、ブンちゃんを連れてその場から逃げました。踊っている文鳥（ニキちゃん）は求愛ダンスで我関せずですが、大好きなチャニュyouがピンチの時は助けに入って鬼のように怒ります。動画の後はチャニュyouを撫でてなだめました。
――投稿に国内外からたくさんコメントが届いています
たった6秒の動画で文鳥の嫉妬深さが伝わって嬉しかったです。状況や文鳥の感情の説明を添えなかったので、「映像だけを見ると、確かにそういう見方も出来るなぁ」、と思うコメントも読めたのも良かったです。
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さらに文鳥さんの魅力、ともに暮らす楽しさについて尋ねると、以下のように答えてくれました。「嬉しい時、甘えている時、怒っている時、警戒している時、声や表情や動きなどが全く違って分かりやすいので、感情の豊かさは魅力の一つかなと思います。動物と一緒に暮らすのは大変ですが、愛情を注いだ何倍も返してくれる優しい文鳥との生活は楽しいです。楽しい毎日をくれる文鳥達に出会えて良かったです」（たかはらさん）
たかはらさんは文鳥作家として文鳥さんを描いたグッズやLINEスタンプを販売し、またYouTubeなどに動画を投稿しています。今回話題になった動画で文鳥さん達のファンになった人はぜひチェックしてみてくださいね。
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▽文鳥さんグッズ
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