タンカー船の船長が釣り上げた巨大魚がSNSで話題になっている。
「当社のタンカー船で過去最大の魚が釣れたと話題に!」という文章とともに投稿された写真に写るのは、体長約130センチ、重さ16キロの「オオニベ」。宝くじを当てるような確率でしか釣り上げることはできない、釣り人憧れの巨大魚だと言われている。
投稿したのは、東幸海運公式アカウント(@tokokaiun)。釣り上げるまでの手に汗握る攻防と、釣れたオオニベの行方について、東幸海運社長の笹木重雄さんに話を聞いた。
――当時の状況について。
笹木:沖合で錨をおろして待機中、船長は「太刀魚やハマチなどがかかれば良いな」と海底までルアーを沈めて引き寄せていたときでした。急に動かなくなり、根掛かりかと思ったところ、魚が走り出しました。どんどん糸が出ていくので困り果て、夜明けだったので「もう切れてもいい!」と覚悟を決めて巻くと、少しずつ近づいてきたそうです。
――釣り上げたときの状況。
笹木:船長が一人で1時間ほど格闘していたのですが、掃除をしていた乗組員たち2人が手伝いに駆けつけてくれました。網を出してみたものの大きすぎて魚の頭しか入らず、海の落とし物を拾うカギ棒を魚に引っかけ、3人がかりで2メートルほどある甲板の上までなんとか引っ張り上げました。あまりの大きさにみんな圧倒されていたそうですよ!船長は次の日筋肉痛になるほど大変だったそうです(笑)。
――調理担当者の反応は?
笹木:シンクにも入らないし、どうしたらいいか戸惑っていましたが、船長が港に着岸させて調理室へ行った約1時間後には、頭も落とされ、手際よく解体されてすでに姿はありませんでした(笑)。船員35人分、陸上スタッフ5人分、計40食分の料理になり、みんなでおいしく食べました。
――気になるお味は?
笹木:刺身はおいしい白身魚の味で、イサキに近い食感でした。ムニエルはタラのようにホロホロとしつつも身が崩れず、味もしっかりしていて非常に好評でした。フライはマンボウや鶏肉に近い食感でとてもおいしかったです。
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投稿には「よくデッキまであがりましたね!」「竿よく折れなかったな」「もはや恐竜」「社名に幸運が入ってるだけのことはある」などの反響が寄せられた。
130cmの巨大魚をタンカーまで釣り上げるパワー。船員さんたちのたくましさの分かるエピソードに、元気をもらった人も多いのではないだろうか。
【東幸海運(タンカーの船会社)関連情報】
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