大レースの後、競馬場内に散乱するハズレ馬券たち…。"競馬あるある"なあの風景を再現できるトランプ「ハズレ馬券トランプ」がSNS上で大きな注目を集めている。
「競馬場の重賞レース直後の『あの風景』が印象的すぎて、ハズレ馬券をトランプにしてみた 床に広げるだけで一発で家が競馬場になります」
件のトランプを制作したのは発明家でプロダクトデザイナーのもにゃゐずみさん(@Monyaizumi)。
レース名、枠、馬名…馬券のデザインが精巧に再現されており、遊ぶだけでレース後のあのうら寂しい気分に浸れるという奇想天外なアイデアに、SNSユーザー達からは
「外れた時は紙吹雪の真似ができていつでも競馬場にいる気分になりますね笑」
「買いたい…ハズレ馬券は要らないけどこれはいる…」
「それもう全部ババでは(」
「発走の勝利」
など数々の絶賛のコメントが寄せられている。
もにゃゐずみさんにお話をうかがってみた。
ーーこのトランプを作ろうと思われたきっかけをお聞かせください。
もにゃゐずみ:ふと初めて競馬場に行ったときのことを思い出したのがきっかけです。当たり前のように床や机に誰のものかもわからない馬券やマークシートが散乱している「あの光景」が非常に印象的でした。特に馬券はすべてハズレ馬券なので、グシャグシャにされているもの、ビリビリに破かれているものなど、1枚1枚に顔も知らない誰かの「希望」からの「絶望」のドラマが落ちているのがおもしろいと思いました。
ポイ捨てを肯定するつもりはありませんが、改めて考えると他ではなかなか見られない唯一無二の光景だなと思い、この風景をゲームとして落とし込んで体験にできないかと考えました。
ーー制作にあたりこだわられたポイントをお聞かせください。
もにゃゐずみ:トランプのマークには一般的なスペード、クローバー、ハート、ダイヤの代わりに予想印(◎○△▲)をデザインしています。さらに、それぞれのカードデザインはかつての重賞で飛んだ一番人気をモチーフに、さらにその当時の馬番をナンバーとして充てました。
ーーこれまでの反響へのご感想をお聞かせください。
もにゃゐずみ:思っていたよりみなさんに共感を持っておもしろがって頂けていて、ありがたい限りです。今回のモチーフに関して、あの光景を競馬の一つの持ち味だと思っている人が多いことがわかりました。最近の競馬場は従業員さんの努力と利用客の意識変化もあってか、少しずつ綺麗になっているという話も耳にします。個人的には、今回の作品はかつての競馬場の軌跡として愛されるものになってくれればと思っています。
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競馬×トランプ…ギャンブラーなら喉から手が出るほど欲しいに違いない「ハズレ馬券トランプ」はもにゃゐずみさんのウェブショップ「MONYA」で発売中。ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
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【もにゃゐずみさん関連情報】
▽Twitterアカウント
https://twitter.com/Monyaizumi
▽「ハズレ馬券トランプ」商品ページ
https://monyaizumi.stores.jp/items/61a0e205b8979f116f62a51d