【漫画】雨の日の保育園送迎のリアル 「雨の日はヤバいんだよ」「共感しかないです」「みなさまお疲れ様です」

太田 浩子 太田 浩子

 子育てをしていると、子どもと手を繋いだり荷物を持ったりと、手が足りない。ただでさえも足りないのに、雨が降ってしまうと傘に手が一本取られてしまう。そして幼い子どもと歩く雨の日は親に想像以上のダメージを与える…という漫画に共感が集まっています。

 漫画「雨の日の送迎は親たちから 体力と気力と語彙力を奪っていく…」を投稿したのは「やまぎし みゆき(@yukiyama_27)」さん。保育園に通う2歳の「はるちゃん」と4歳の「ちーちゃん」姉妹を育てるママとして、姉妹の発言や行動を優しいタッチの漫画にしてSNSに発表しています。今回は、雨の日の保育園送迎のお話です。

雨の日は…「ヤバイ」

 激しく雨が降るある日の朝、保育園に姉妹を送るやまぎしさん。傘を持ちたいはるちゃんが引っ張るので、傘の中でやまぎしさんの首は折れ曲がった状態です。もちろん、はるちゃんと反対側の肩から下はずぶ濡れ。そこに追い討ちをかけるように、レインコートを着たちーちゃんが水溜りで跳ねて、下半身にもバッシャー!

 表情なく、精一杯の気力をふり絞り「あ…おはようございます… 雨ヤバくないですか…」と挨拶するやまぎしさん。

 続いてやってきたレインコートを着たお母さんは、傘は諦めて腕に引っ掛けて、ぶら下がる子どもを傍に抱え、イヤイヤ状態のもう一人の子どもの手を握っています。そして「あ、おはようございます… もうなんか…ほんと…ヤバくて…」と空笑い。

 最後に「雨ヤバ…」とやってきたお母さんは、もっとすごかった。傘は壊れて役に立たず全身ビショビショで、レインコートを着た子どもはなぜか「うっ…うっ…」と嗚咽しています。なにがあったのかわからないけれど、ここに着くまでの大変さを想像して、語彙力なく「ヤバー!!!」と思うやまぎしさんなのでした。

どの状態も、ワカル

「上手すぎて、アップにして何回も見直してしまいました(≧▽≦) どのお母さんにも、ワカル、となりました 今年、雨が多いですよね。。。」
「共感しかないです」
「わかります!お昼寝布団持っていく日に大雨だともう死亡です」
「光景が目に浮かぶし、一瞬自分のことかと思いましたー!!」
「首の角度がジワります…😂 世のお母さん達、皆様お疲れさまです🥺✨」

 漫画には多くの共感コメントが寄せられています。なかには「独身の頃雨の日にママさんたちがびしょ濡れで通勤してきたのを見て(なんで毎回こんな濡れるんだろ…傘指すの苦手なのかなぁ←)なんて思ってた私に5時間説教したい」という人も。

朝、雨だとがっかりします

 やまぎしさんに漫画について詳しく聞きました。

──4コマ目のママさん、どうしちゃったのかしら…

 風も強かったので傘がひっくり返ったのと、お子さんが泣いていたのでなんか…いろいろと大変だったんだろうと察しました。

──このママさんを見た瞬間は、やっぱり「ヤバ〜!」以外は思いつかなかった?

 もう、「やば〜〜〜」の一言で…(笑)。その場の全員が「やばい」しか言っていませんでした。そのまま「やばいやばい」って言いながら仕事に向かいました。

──(笑)。「私が一番濡れていなかった…」と書かれていました。はるちゃんとちーちゃんを連れていてもマシな方だったんですね?

 私の中では修羅場を潜り抜けて結構濡れていたつもりだったんですが、園に着いてみたらまだまだ序の口でした(笑)。

──朝、雨が降っているとどんな心境ですか?

 がっっっっっっっっかりします。これから起こることを想像してげんなりです。カッパは着ない、傘が他の人に当たらないか注意する、傘を引っ張られる、靴が濡れる…うんざりします…。

──おつかれさまです…。漫画がとても共感されました。

 雨の日の送迎って本当に大変なので、1人で3人連れているママや、スーツだけどびしょ濡れのパパを見ると本当にお疲れさまという気持ちです。もちろん、1人でもめちゃくちゃ大変です…。漫画を見て、少しでも魂が浄化されたら(笑)嬉しいです!

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