「派閥の影響力は?」「世代交代は進む?」 自民党総裁選を深掘り解説<後編>

「明けない夜はない」~前向きに正しくおそれましょう

豊田 真由子 豊田 真由子

国民のための政治を

連日の総裁選の報道を見て、「内輪の中のことにばかりに熱中して何やってんだ」、「新型コロナもまだ収まらず、国民の社会経済生活が大変厳しいのに」というお声も多くあると思います。自民党の総裁は、おそらく次の日本国の総理になりますので、そうすると、今回の総裁選というのは、今後の日本の舵取りをどうしていくか、の選挙ということになります。

新型コロナ対策、経済対策、社会保障、安全保障、子育て、教育等々――国民は、多くの困難に直面し、迅速で具体的な解決を求めています。

真に国民の声を聞き、政策を理解し、判断し、実行する。――総裁選で様々に表明される理想が、きちんと実現され、積み重なった国民の不信を払しょくし、安心と希望を実際に構築できるか。簡単なことではないですが、自民党にとっても、国にとっても、正念場だと思います。

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