2021年12月に映画公開も決定し、いま最も勢いのあるマンガともいわれる「呪術廻戦」。そんな人気作品とコラボした高級ボックスティッシュ「鼻セレブ」のある陳列が、「絶対狙ってる」とツイッターで注目を集めています。
投稿したのは「社畜のよーだ(@no_shachiku_no)」さん。
「この並びでパンダが呪術のパンダ先輩じゃない普通のパンダなのズルくない?」というコメントと共に投稿されたのは、主人公の虎杖悠仁、作中1番人気の五条悟、そして虎杖の先輩であるパンダ先輩…じゃない!?…リアルなジャイアントパンダが並んだコラボティッシュの陳列画像でした。
この“珍列”にリプ欄は、
「惜しいです」
「実写版パンダ先輩」
「絶対わざとでしょw並べた店員さんと仲良くなりたいww」
といったコメントのほか、
「(この)パンダは(呪術廻戦の)パンダじゃない!!」
と、作中のセリフを引用してつっこむ人も登場するなど盛り上がりました。そう、このジャイアントパンダのデザインは、呪術コラボとは全く関係のない「コンビニ限定」仕様なのです。
「社畜のよーだ」さんに伺いました。
「あれ…なんか違うぞ!」と違和感
――この陳列はどちらで見かけられたのですか?
ATMを利用するために立ち寄った近所のコンビニです。店内に入ったとき、「呪術廻戦のキャラクターがいるなあ」と目に留まったのですが、「あれ、なんか違うぞ!」と違和感を覚えました。
――違和感の正体に気づかれたときのお気持ちは?
「リアルパンダがおる!」ですね。
――ですよね(笑)。ファンであっても一瞬惑わされる陳列です。
狙ったな~、と思いました。
――これに気づかれるということは、やはり本作品のファンですか?
はい。毎週、週刊少年ジャンプを購入していて、単行本もアニメも見ています。唸らされる展開や演出の連続で、グイグイ引き込まれました。好きなキャラはパンダ先輩です。
――だからすぐに違和感を抱かれたのかもしれませんね。ツイートも6.7万件の「いいね」がつくなど大反響でした。
正直、まさかここまで話題になるとは思わなかったので驚きました。Twitter怖い…。
ネピアさんも狙った!?
発売以来、動物柄パッケージにこだわってきた鼻セレブは、今年2月にも「鬼滅の刃」のキャラクターの中で、イノシシの被り物をした嘴平伊之助デザインだけを数量限定で発売。今回も「動物は外せない」ということで、虎杖、五条に次いで「パンダ」先輩を採用したのかもしれません。とはいえ、このデザインは、製造元の王子ネピアさんも「狙っている」気が…。
なお、今回話題を呼んだ鼻セレブですが、ジャイアントパンダがコンビニ限定、呪術廻戦コラボはローソン限定販売となっているため、この陳列はローソンじゃないと実現不可能。その上で「わかる人にはわかる」遊び心を見せてくれた店員さん、そのセンスにしびれます。
みなさんも、もしローソンで似た陳列を見かけたら、トリックが隠されていないかチェックしてみてはいかがでしょうか。