「マックで塩多め頼んだら致死量の塩貰った」
マクドナルドでフライドポテトを注文する際「塩多め」と指定したところ、提供された塩の量に驚いたという投稿がSNS上で大きな注目を集めている。この投稿の主はTwitterユーザーのろくのきさん(@6_noki)。
Sサイズのフライドポテトと同じ紙袋にたっぷり入れられた塩は、相撲取りが取組前に撒く量と同じくらいだろうか。たしかにこれをすべて摂取すると大変なことになりそうだ。ろくのきさんの投稿に対し、SNS上では
「それ昔自分の兄が余ったやつナメクジにかけてました…」
「良い意味でカンペキな塩対応ですね」
「元マック店員ですが、基本はこれで出します。というのも他のオーダーと一緒にポテト揚げますのでトレーで多めが混ざると困るため。1オーダーのみだけだとそのまま多めに振りかけてあげたりはしてましたが基本はそれで出すのがどの店舗でも決められてます。店舗によって粋な計らいしてくれるとこもあります」
「逆に塩抜きをオーダーするとストックを全て取り出し、中を綺麗に拭き取り、ポテトを入れる容器も綺麗に拭き取り、ポテトを揚げて作り直す為に忙しい時にやられると辛い」
など数々のコメントが寄せられている。
ろくのきさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):どのようなオーダーの仕方をしたらこの塩が出てきたのでしょうか?店員の様子、対応になにか特別なものはお感じになられましたか?
ろくのき:タッチパネルで注文するマックでした。普段通りポテトLサイズを注文しようと選択するとオプションという項目があり、押してみると「シオ 多め 普通 少なめ 無し」と言った選択肢がありました。前食べた時に塩が少なかった気がしたので「多め」を選択したところ、番号を呼ばれ受け取る際に「塩の入った袋が一緒に入っています」と言われました。「なるほど自分で塩の濃さを決めてね〜って事なのねー」と思い、バーベキューソースのような使い切り小袋を想像して開封してみたら、想像した塩の10倍の量の塩が入っていました。足りないとは言わせないという思いが伝わってきました。
中将:結局この塩はどのように利用されたのでしょうか?
ろくのき:流石に全部使ったら死ぬ事は見れば分かったので半分くらい使いましたが、それでもかなりしょっぱかったです。普段提供されている塩がかなり適正量なんだと思いました。
全然関係ないですがポテトならマックよりポッポの方が好きです。他店舗のポテトに比べ水分量が多くボサボサ感が少なくて…ちゃんとポテトだけを食べれるので、ポテトだけが食べたい時はポッポをオススメします。ジュースとかで口をゆすがなくて良いです。ハッシュドポテトならセブンは油っぽくてデカく、ファミマはボソボソとポテトっぽく、ローソンは一口サイズがいくつも入っていてポンポンと食べれるのでどの店舗もオススメです。
中将:これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
ろくのき:反響ですが早いうちにミュートしてしまったのであんまりわかんないです…。大喜利会場になったりマジレスされたりするのがめちゃくちゃ苦手で、それらを見ると落ち込んでしまうので普段から視界に入れないようにしています。割と良い数字になっていたのは把握しているので、僕の日常の面白かったことがみんなに面白がってもらえたという事だと思うので「皆さん楽しい事があって良かったね」と思います。
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日本マクドナルドに問い合わせたところ「塩多め」で提供する塩の量については公表していないということ。今回ろくのきさんが投稿した画像はたしかにショッキングだが、これは「自由に使ってほしい」という店舗やスタッフの気遣いであり、けっしてすべての塩を消費する必要はない。読者の皆さんには塩分の過剰摂取にはくれぐれもお気を付けいただきたいと思う。
なお、今回の投稿のバズについて「(反応した人々に)『超次元ゲイム ネプテューヌ』というゲームのキャラクターのフィギュアを買ってもらえたら嬉しいです」とろくのきさん。どなたか奇特な方の善行を期待したい。
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【ろくのきさん関連情報】
Twitterアカウント:https://twitter.com/6_noki