「いやいや!」「ねない!」…2歳児を描いたピクトグラムに共感「子育てを頑張る皆さんに金メダルを」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

2歳児のわが子を、オリピックで話題になったピクトグラムで表したイラストが話題になっています。

ピクトグラムとは、情報や注意を示すために文字や文章ではなく、視覚的な図で表現した視覚記号の一種で、主に道路標識や公共機関でよく見かけます。

日本では、1964年の東京オリンピックをきっかけに広く使用されるようになりましたが、先日開催された東京オリンピックの開会式でも改めて脚光を浴びました。

そんなピクトグラムで子どもの行動を描いたのは、現在8歳と2歳のお子さんを育てながら、その体験談をもとに育児漫画も作成される星田つまみさん(@Ririshiku_Uruou)です。

星田さんが描くのは、2歳のお子さんについて。

「いや!」「いやいや!」「ねない!」といった、2歳児らしい気ままさを的確に表現しています。「たべない!」の後に「たべたい!」が続いているのも面白いところ。

そんなピクトグラムを投稿した星田さんのツイートも大反響。

「我が家の3歳の選手も最近は落ち着いてきましたが、全種目参加しています」
「うちは歳の近い四きょうだいなので、団体競技もたくさんありましたw」
「自分で!が可愛いです」

内容の一つひとつを競技に例えたりするなどして、現役選手(という名のお子さん)を育てるママたちやOB、OGたち(?)の共感が相次ぎました。

さらに、「子育て頑張っている皆様に金メダルですね」と、日々頑張るすべての人を称えるコメントもあり、リプ欄はオリンピックさながらの盛り上がりをみせました。

星田さんに聞きました。

――現在8歳と2歳のお子さんがいらっしゃるとのことですが、子育てをしていておふたりの違いや工夫されていることは?

星田さん:6歳も歳が違うと違いも大きいですが、同じ点としては下はイヤイヤ期(第一次反抗期)、上は中間反抗期と呼ばれる時期の反抗期真っ只中でして…毎日大変です。そんななかで工夫していることは、下は自己主張を可能な限り受け止めてあげる「待つ」育児を、上にはわがままや反抗的な態度の裏にある分かりにくい気持ちを「探る」育児を心掛けるということです。が、どちらも私の心に余裕がないとなかなか寛容な態度で子供達に向き合えず、結局泣かせたり我慢させたりすることも多いです(反省)。

――ピクトグラムは、2歳児らしい気まぐれさがよく現れていると思いました。具体的なエピソードがあれば教えてください。

星田さん:「いや」「ねない」などは日常茶飯事ですが、たまに「それ、たべたい」と言われる時も対応に困ります。大体お高めなアイスやチョコたっぷりのクッキーとか、2歳児にはあげにくいモノを食べていますので…。そんな時は、食事でキムチやわさびが出た時みたいに、「お口痛い痛いなるの!コレ食べたらお口痛い痛いよ!!」ってオーバーアクション付きで言うことで、諦めさせる悪い大人になっています(反省)。

――ピクトグラムのなかでは、「じぶんで!」への反響が大きかったですね。

星田さん:自分が好きな物を食べる時は自らスプーンを持って食べるのですが、すくいにくそうにしている時もあるんです。その時は「手伝おうか?」って私が手を添えたりするんですけど、「じぶんで!!」ってなりますね。自立はいい事なので見守りますが、ほぼエプロンポケットと床が食べています。

――(笑)大変ですね。もし上のお子さんのピクトグラムを作るとしたら、どのようになるでしょうか?

星田さん:上の子も反抗期真っ只中なので、なかなか面白いピクトグラムが作れそうです。「はいはい」とか「はぁー、わかってるって」とか「うるさいなぁ」とか「あとで!」とかの反抗ワードを図化するのは必須ですね。でも、どれだけツンツンした態度を並べても、最後は寝る前の「ぎゅー(ハグ)して〜」っていう、2歳の子の「だっこ」に似た甘えピクトグラムで締め括るのがオチかなーと思います。

――なるほど! 星田さんはたくさんの育児漫画を公開されておられますね。

星田さん:TwitterとInstagramで育児漫画を上げております。6歳差の男の子2人が毎日家中を駆け回る、騒がしくも楽しくもある星田家の日常を、ぜひ漫画から覗いて見ていただけると嬉しいです。

星田つまみさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/Ririshiku_Uruou

星田つまみさんのInstagramはこちらhttps://www.instagram.com/hoshi.da/

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