尊い、沼、即課金……いいぞもっとやれ!
推しの尊さに悶えるオタクの生態をユーモラスに表現したピクトグラムが、Twitterで話題です。バリエーションに富んだ全40種に「全部当てはまる」「他人事とは思えない」「面白すぎる」などの共感コメントが続々と寄せられています。
日本では1964年の東京オリンピックを機に広く普及したとされるピクトグラム。先日行われた2020年大会の開会式以来、SNSを中心に連日まさかの盛り上がりを見せています。「おかいもの(2人制)」や「おむつがえ」などの競技がある「ママリンピック」ピクトグラムが大反響を呼んだことも記憶に新しいところですが、今度はいよいよ真打(?)オタクの登場です。
「しんどい」「落ち着け心臓」「語彙力消失」といった推しのことが好きすぎて苦しいオタクの心情を表したものから、「結婚して」「式場建てた」「養わせて」などの一線を越えた(?)ものまで、描かれているのは実に楽しそうなピクトグラムたち。投稿主の猫原のしさん(@nyan_boku)に聞きました。
――まず、作られたきっかけを教えてください。
「開会式後、Twitterで色々なピクトグラムを拝見して『あるある〜』と共感することが多く、これをオタクあるあるで作ったら面白いのでは?と思いつきました」
――これだけのバリエーションを描けるあたり、猫原さまも日々オタクとして活動しておられるとお見受けします。どんなオタクライフを送っていらっしゃいますか?
「漫画やアニメの隠れオタクを送っています(笑)。最近ハマっている漫画の展開が激しいため頻繁に『しんどい』状態に陥っています(笑)」
――なぜか3種類ある「しんどい」ですね。オタクピクトグラムは一目見て「わかる」というものから、ちょっとひねったものまで、様々なポーズが楽しいですね。工夫したポイントや、ご自身でも「これは!」と手応えがあったポーズなどがあれば教えてください。
「漫画、アニメ、タレント、アイドル、舞台などなど、たくさんのオタク界隈があると思いますが、『沼』のピクトグラムはどの界隈でも使えるデザインで気に入っています!」
――反響についてはいかがでしょう。
「いろんな界隈のオタクの方から『あるある!』と言って頂けてとても嬉しいです!界隈を越えて仲間意識を感じています!」
普段、LINEスタンプの制作・販売をしているという猫原のしさん。さすがにこのピクトグラムは販売できなかったそうですが、ハートを撃ち抜かれた人たちによる「あったら欲しい」というコメントも。ちなみに私、唯一「壁になりたい」がよくわかりませんでした。どういう心境なんだ…?