「きっと外に逃げたんだ」泣き叫びながら探すこと1時間 涼し気な顔で発見された猫さん「そんな所に」

渡辺 陽 渡辺 陽

「夫が『猫いない!きっと外に逃げたんだ!』と言うので小一時間外を泣き叫びながら探し回り、汗だくになって帰って一回着替えようとした私の目に飛び込んできた光景天使の笑顔」とツイッターに投稿したきくこさん(@u6dlcmZ5okfwVN1)。

必死で探しまわった猫のマメちゃんは、洗濯機の中で涼しい顔でくつろいでいたのです。疲れ切ったきくこさんとマメちゃんのしれっとした表情の温度差に「猫あるあるなんですかね」など、共感のリプライが殺到しました。

「私も半泣きで外を駆けずり回って明日明るくなってから探すしか…と帰宅して目に入ったのは、妹の部屋でぬいぐるみと一緒に並ぶ愛猫の姿でした」
「そういう時に限って猫って返事しないですよね口を開けて冷や汗をかいた笑顔半狂乱で呼んでいるのに全然出てこず、しばらく経ってヌルッと出てくる」
「外に出たんじゃなくて良かったですね…飼い主様の気も知らず、この洗濯機の中からここに居ますけど?って顔なのが可愛いですね」

――なぜ行方不明だと思ったのでしょうか。

「まず夫に『マメが見当たらない』と言われ、その時点では外には行ってないと思ったので室内を15分ほど探したのですが見つからず。そのうち夫が「なんか、さっき宅配便を受け取ったときに足元をひゅっと黒い影が通った気が…」と言い出し、我が家は家のそばに少し大きな道路があることもあり、その言葉で大パニックになってしまい、ほぼ部屋着とすっぴんで外に飛び出してしまいました。

『マメ―!マメ―!!どこ?』と叫びながら1時間近く家の周囲を探したのですが影も形もなく…今思うと当然なんですが、そのうち最悪の事態を想像して涙も出てしまいました。一回落ち着いて、チラシを作ってご近所に配り、保健所にも連絡しなきゃ…!と帰宅し、汗だくだったのとさすがに部屋着でご近所周りはまずいだろうと一回着替えようと服を脱いで洗濯機を見たら、マメが洗濯機におすまし顔で入っておりました…。

ほんと、なんで最初の家の探索の時点で出てきてくれないのか…。普段は洗濯機に入ったりしないので見つかりませんでした。この時はたまたま洗濯機の中にマメのお気に入りの敷物が入っていたため、追いかけてきたようです」

(この事件以来、きくこさんはマメちゃんが洗濯機の中に入らないように、洗濯機の蓋は必ず閉めて、洗濯の時も中に誰もいないのを確認しているそうです。また、マメちゃんがいなくなる辛さも痛感したので、ドアや窓にもストッパーをつけ、脱走防止にも努めているそうです)

――きくこさんが血眼になってマメちゃんを探している間、ご主人は?

「夫は自宅で仕事をしていて今回の捜索劇には一切関わっておりません。しばらく許せなかったですが、あとでお詫びにアイスをおごってもらいました(笑)

 ◇  ◇

きくこさんは、「もともと臆病な性格なので、脱走することは無いのですが、北フランスにいたときは少し庭に出していたので、日本に帰国し完全室内飼いになった今、外への憧れは少しあるかもしれません。でも結局は私を困らせるのが好きなイタズラっ子なのが大きいと思います(笑)」と言います。

「うちの猫も洗濯機に入っていた」という写真がたくさん寄せられましたが、脱走していなくてよかったですね。気づかずに洗濯機を回してしまうとか、洗濯槽に水を張った状態で蓋を開けっぱなしにしておくことがないように注意したいですね。

ブログ「嫁激(とつげき)北フランス家族」
https://www.kikuko3011.eu/

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