猫10匹が冒険の旅へ 算数絵本「たすひくねこ」が話題 「猫ちゃんかわいい」「授業で取り上げて」

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 宝の地図を拾ったかわいい猫たち10匹が冒険の旅に出かける絵本「たすひくねこ」が18日、マイクロマガジン社から発売されます。「数学的な視点や考え⽅をイメージしながらおはなしを楽しむさんすう絵本」という本書。ひと足早く絵本を読んだ全国の書店員さんからは「猫たちがとても可愛らしい」「減る増えるがわかるおもしろさに感動」「小学校の授業でも取り上げてほしい」などの声が上がっています。

作者は「No cat, No life.」、監修は数学のプロ

 宝の地図を拾った猫たちが冒険の旅に出るというストーリー。道中、さまざまなトラブルに巻き込まれて、10匹いた猫たちは次々に脱落。猫たちの行方は? お宝は?

 作者にわさんは、自身も人生の大半を猫とともに暮らすという猫好きさん。「最近は猫そのものだけでなく字面すら可愛いと思う始末」なのだとか。座右の銘は「No cat, No life.」。

 監修は、日本数学検定協会認定数学コーチャー、幼児さんすうエグゼクティブインストラクターの大迫ちあきさん。

 「数字や量(大きさ・重さ・長さなど)に結び付く言葉を、私は『さんすう言葉』と呼んでいます。『何匹になるかな』『どっちが大きいかな』など、“さんすう言葉"を補いながら読み聞かせてあげるといいでしょう。10の補数や数の合成・分解(たし算・ひき算)だけでなく、数学的な視点や考え⽅を身に付けるのに役⽴ちます」(「たすひくねこ」書籍ページから引用)

書店員さん「めちゃくちゃかわいい〜」

 書店員さんたちの声を紹介します。

◇一匹一匹がかわいらしいキャラクターだからこそ、「へる」「ふえる」が分かる面白さに感心しました!さんすうの問題というと「りんごが何個」というような例文がよく見られますが、これならかわいいねこを応援しつつ「数」を楽しめますね!親子のコミュニケーションにもおすすめしたい一冊です。(木村書店 及川さん)

◇小学校のさんすうの「数」の授業の際に(ぜひとも!!)取りあげて欲しい一冊ですね。かわいい猫ちゃんたちがお宝を目指し冒険する姿に、一緒にドキドキハラハラしてしまいます。一匹ずついなくなっていく部分はちょっぴりホラーな雰囲気も感じました(笑)。読んでいて、スっと数の世界に入れるところがポイント高いです!!鳥派の私もナットクの猫の絵本。(TSUTAYA積文館書店 八女店 古田さん)

◇猫ちゃん、めちゃくちゃかわいい~!それでいて、さんすうのお勉強までできてしまうなんて最強!!障子を破っていくおしりのキュートなこと!!これは破られても許してしまう(笑)。(文真堂書店ビバモール本庄店 山本さん)

◇にわ先生の猫たちはとてもかわいい。その愛すべき我等の猫たちが色んな意味で大活躍するわくわくなストーリーはどのページも目が離せない。しかもさんすうを学ぶことができるなんて!!(未来屋書店 宇品店 山道さん)

◇とてもかわいらしい猫たちなんですが、言葉が「むねん」「ふがいなし」とか言っているところが、不思議な魅力ですね。子どもたちもマネしたくなるかも?(文信堂書店 長岡店 實山さん)

おめんと迷路、無料公開中

 出版社のサイト「こどものほん編集部 『たすひくねこ』」では、絵本の登場キャラクターのお面2種類と迷路を無料公開中です。ダウンロードして印刷するとすぐに遊べます。

▽「たすひくねこ」作・にわ、監修・大迫ちあき/マイクロマガジン社/ISBN 9784867161395/1320円(税込)/判型B5横/発売日2021年5月18日予定

▽出版社サイト「こどものほん編集部 『たすひくねこ』」
https://kodomono-hon.com/detail/?titleid=61395

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