全てが主役級!? 神戸の新ビル最上階で味わう夢の「大人様ランチ」がスゴイ!銀座の名店シェフの本気

泡☆盛子 泡☆盛子

4月26日に開業予定だったが、緊急事態宣言の発出により開店が延期された「カフェ・レストラン 神戸望海山(のぞみやま)」(神戸市中央区)。新しく開業した商業施設「EKIZO神戸三宮」の最上階に5月12日、オープンする運びとなった。29階の好立地から、店名通りに海と山の両方を望む絶景が楽しめる。

「スーパーファミリーレストラン」と銘打つハイカジュアルな空間は、総席数100席。ゆったりとテーブルが配され、デートやファミリーユース、接待など幅広く応えられる空間となっている。朝食、ランチ、ディナーと終日利用できるのも魅力だ。

メニューを監修したのは、東京・銀座の名レストラン「マルディグラ」(東京都中央区)の和知徹シェフ。同店は肉好きの聖地との呼び声高く、「肉料理といえば和知シェフ!」と全国の美食家に周知されている。そんな和知シェフは、実は淡路島のご出身。今回は「ただお腹を満たすだけではなく、気分がアガるような料理を作って、兵庫のみなさんに元気になってもらいたい」と、渾身のメニューを作り上げた。

なかでもシェフいちおしなのが、お子様ランチならぬ大人様ランチとなる「王様のランチ定食」(2600円)だ。

食いしん坊の夢が全部盛り込まれたインパクト大なビジュアルにテンションが上がる。
自家製濃厚デミグラスソースの粗挽きハンバーグ、大海老フライ、極太スパゲティナポリタン、骨付きフライドチキン、望海山カレー、女王様のプリンと、すべてが主役級。「それでこのお値段って、めっちゃ安いでしょ」とシェフも苦笑いするお値打ちさだ。

肉の神様・和知シェフの叡智が凝縮されたハンバーグは、牛肉メインの合挽肉を挽き方の異なる2種類をブレンドして使用。噛みしめるほどに旨みが広がり、肉々しさ満点。牛スジ肉や和牛の脂などを用い、無加水でじっくりと煮込んだ特製デミグラスソースのコク深い風味がさらにハンバーグの味わいを底上げしてくれる。

ナポリタンには、地元神戸産の極太乾麺を使う。「このむっちりとした食感の麺に出合えたので、僕が思うド真ん中のナポリタンが作れました」と和知シェフ。

中央にそそり立つ大海老フライはみっちりと身の詰まったブリンブリンの海老に嬉しい悲鳴が上がるほど。また、山型の盛り付けがかわいい望海山カレーはフルーティでスパイシーな奥行きのある味わい。40種類以上の香辛料を配合しているのだという。

最後のお楽しみ「女王様のプリン」は、クラシカルな硬めタイプ。生クリームを加えたリッチなプリンに、マスカルポーネチーズをトッピングしている。

ランチはこのほか、ステーキ、パスタ、カツカレーなどの王道セットメニューが1500円から、またコース料理は3300円から。

ディナータイムには、2、3人でシェアできるボリュームの「シェフにお任せミスト盛り合わせ」(2800円)をぜひ。プラハ風ハム、パストラミビーフ、パテドカンパーニュなどのオリジナル肉料理がプレートで提供される。

ディナーのスペシャリテとして外せないのは「牛フィレステーキとフォアグラ ロッシーニ風」(5800円)。マデラ酒を使った香り高いソースがあっさり上品なフィレ肉と艶めかしくとろけるフォアグラのつなぎ役となっている。

洗練の肉料理がガッツリと味わえる同店。三宮駅前に今までなかった高層ビルの最上階という立地で、山側と海側の両方の景色を同時に楽しめるレストランは初めて。当面は時短営業となるが、この肉体験をぜひ味わって欲しい。

■カフェ・レストラン 神戸望海山
兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1 EKIZO神戸三宮29F
電話078-599-9581
《朝食》7:00~10:30(LO 10:00)
《ランチ》11:30~15:00(LO 14:00)
《ディナー》17:00~19:00(LO 18:00)
※酒類の提供は停止、一部メニューを変更する場合あり
【期間】5月12日(水)~5月31日(月)
【特別休業日】土・日曜 
公式サイトhttps://kobe-nozomiyama.com/

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