「へい、お待ちっ!」にぎらずに、キレイなにぎり寿司が簡単にできた お家でお寿司屋さん気分

泡☆盛子 泡☆盛子

 今年のゴールデンウィークはおうちで過ごすという方も多いのではないでしょうか。連休でゆっくりできる間の楽しみはなんといっても食事。出かけずとも家族でお寿司屋さん気分を味わえる調理キット「とびだせ!おすし」(曙産業)でにぎり寿司を作ってみました。

 「とびだせ!おすし」は数年前に発売され、今も根強い人気を誇るにぎり寿司メーカー。ホームセンターや通販サイトなどで販売されており、筆者は通販サイトで購入しました。約1300円というのは比較的求めやすい価格ではないでしょうか。

 セットに含まれているのは手前の「型枠」と奥の「押し型」で、10貫のにぎり寿司を一気に作れる仕組みになっています。

 パッケージの説明によると、寿司の作り方は以下の通り。

1. 少し濡らしたまな板に型枠を置き、酢飯を詰めます。

2. 酢飯を詰めた型枠の上から押し型のエンボス面を軽く押し付けます。

3. ネタを酢飯の詰まった型枠の上にのせます。

4. ネタをのせた型枠を押し型の上に移動します。

5. 型枠を押し型に押しつけることで、お寿司がせり上がり完成。寿司ゲタの上にお寿司が現れます。

 では、さっそく作ってみます!

 「とびだせ!おすし」は使用前に軽く濡らしておきましょう。ご飯粒がくっつきにくい素材でできていますが、濡らしておくとよりスムーズです。作業はまな板の上でおこないました。

 酢飯は市販の寿司酢を利用。0.6〜0.7合(ご飯茶碗大盛りくらい)で10貫分が目安です。
 寿司ネタは、スーパーの鮮魚売り場のお造り盛り合わせを利用しました。そのほか、カニカマ、カツオのたたき、卵焼き(甘めのものを自作)、薬味のワサビ、マヨネーズなどを用意しました。
 今回はスタンダードなネタばかりにしましたが、回転寿司にあるようなハンバーグやコーン、アボカド、炙りメニューなど、変わり種も揃えるとよりいっそう楽しめると思います。

 さて、まずは酢飯を詰めてまいりましょう。

酢飯をスプーンにとって型枠に詰めていきます。スプーンに酢飯がくっつくので、小さなボウルに水を張ってそばに用意しておくと便利です。全部詰め終わったら、押し型で酢飯を軽く押します。

 あまり力をいれすぎると、酢飯が固まりすぎてしまうのでご注意。個人的には、おにぎりより少しふんわりするくらいに加減するのがいいかなと思います。

 これで酢飯が「シャリ玉」に変身。このタイミングで、お好みでワサビを塗り広げましょう。カニカマ用にはマヨネーズものせました。

 お次はネタを並べていきます。完成したときをイメージして、「この順番で食べたいな」「きれいに見える色の組み合わせは…」などと考えながら試行錯誤。

 ネタを並べ終わったら、凸面を上に向けた押し型の上に酢めし入りの型枠をのせます。両端を押さえてぐいっと型枠を下げていきますと……。

 ネタをのせた酢飯が徐々にせりあがってきます。これはまさに「とびだすおすし」!

 そして、完成!

 押し型が寿司ゲタに変身し、その上には一度に10貫のにぎり寿司が見事にとびだしました。これはめちゃくちゃ楽しい〜。

 箸でもってもくずれない(にぎってないけど)にぎり寿司ができました。感無量です!

 酢飯の味加減もネタの種類も好き放題にできるおうち寿司屋、最高です。ネタをのせずにシャリ玉だけをまとめて作り、各自で好きなネタをトッピングする手巻き寿司ならぬにぎり寿司パーティをするのも楽しそう。手順もごくシンプルなので、小さなお子さんでも作業しやすいはず。

連休はぜひ、お好みのネタを集めてとびだす寿司を作りまくってくださいね!

※記事中の写真はすべて「型枠」が表裏逆になっています。実際はフラットになった面が「表」です

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