家飲みが増えた影響?ストロング系の次は“濃い味”のお酒がトレンドに 新商品が続々登場

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ここ数年、アルコール度数の高い「ストロング系」お酒のブームが続いています。「コスパ良く楽しめる(酔える)」ことが人気の一因でしたが、新型コロナウイルス禍で“家飲み”需要が高まったことにより、「濃い味」のニーズが高まっているそうです。各メーカーからも、素材の味をしっかり楽しめる味の濃さを打ち出した新商品が続々登場。家飲みでもお店のような本格的な濃い味わいで満足感を得たい人たちに支持されています。

サッポロビールからは、3月に「濃いめのレモンサワー」が発売されました。シチリア産の手摘みレモン果汁とレモン漬け込み酒を使用した、レモンの味が濃いレモンサワーです。爽やかな香りと、しっかりと酸っぱい味わいながらもすっきりした後味が特長。発売から1カ月余りで2500万本の販売数量を突破するなど、早くも人気を呼んでいます。

1月にリニューアルした「ヱビス プレミアムエール」も濃い味トレンドを反映。通常の1.5倍の時間をかけて熟成されたふくよかなコクと、上面発酵と厳選したホップによる濃密な香りが楽しめます。

この他、黄桜が3月に発売した「抹茶ハイボール」は、京都の老舗「北川半兵衛商店」が厳選した宇治抹茶を贅沢に使用。アサヒビールの「贅沢搾り」は果実1/2房分の果汁を使った贅沢なチューハイで、3月のリニューアルで果実の味わいをさらに強化しています。

昨年シリーズ累計出荷数20億本を突破したというキリンビールの「本搾り」、そして麦芽はキリンラガービールの1.5倍、ホップは4品種組み合わせて豊潤な香りを実現した「SPRING VALLEY 豊潤<496>」なども注目されるなど、濃い味が新たなトレンドを形成しつつあるようです。

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