アンモナイトならぬ“アンモニャイト”な寝姿を披露する猫さん…これは完成度が高すぎ!

宮崎 優子 宮崎 優子

みなさんは『アンモニャイト』をご存じでしょうか? 猫が頭とお尻をくっつけ、体をまん丸にして寝ている状態を意味するのですが、その姿がまるで化石の『アンモナイト』に似ていることから、そう呼ばれるようになりました。

この猫のアンモニャイト化は、より丸であればあるほど完成度が高いとされていますが、普通に寝ているだけでは、きれいなまん丸になかなかなってくれないですよね。しかしサラ(@funkeyta)さんの飼っている猫のふーちゃん(メス・6歳)が、インスタグラムで限りなく完成形に近いアンモニャイト姿を披露してくれました。

 

頭やしっぽまできれいに収まっていて、まるで型に流し込み、スポッと抜いたような丸形ですね。サラさんに詳しくお話をうかがいました。

──とってもまん丸ですね。よくこういう形になるんですか?

猫は手足やしっぽが冷えやすいらしく、寒い時期になるとそれをカバーするためによくアンモニャイト化します。私の今までの経験上、おそらく寝はじめの寒い時はぎゅーっと丸まってボールのようになるのですが、しばらくするとあったまってきたのかガチガチのボールがほどけてきて、その時に上から見るときれいな円形になっている率が高いように思います。

 

──この時もその法則が当てはまったんですね。

はい。あまりにも完成度の高いアンモニャイトになっていたので、思わず写真に撮ってしまいました(笑)。

──このほかにも好きなしぐさやポーズはありますか?

なぜそこ!?と突っ込みたくなる不安定な場所に好んで行ったり、頭を床にくっつけてこちらを見つめる独特なポーズをするのですが、それを見ると思わずキュンキュンしてしまいます(笑)。

 

──ふーちゃんのほかに、もう1匹猫を飼われているそうですね。

はい、ふーよりも2歳年上のムー(オス)です。以前、近所のペットショップで売れ残っていた丸顔猫(ムー)を発見。ほかの子猫たちに乗っかられようが、飛びかかられようが、動じず隅の方でじっとしている健気な姿に丸顔好きな私は運命を感じて胸キュン。即迎え入れることを決め、ペット可のマンションに引っ越しました(笑)。

 

ふーは2匹目を考えていた時、友人に「ムーにそっくりな猫がいる」と教えてもらい、そのペットショップへ見に行きました。そこでふーを見た時に、ムーを小さくしたようなまん丸顔に一目惚れしたのと同時に、ムーと同じく売れ残っていて、ショップの環境も劣悪で助けださなきゃという使命感も感じ、即迎え入れることを決めました。ふーは以前は少し病気がちで今より丸さはありませんでしたが、今ではすっかり元気な丸顔になってくれました。

──そうなんですね。柄がそっくりなのでてっきり双子かと思ってました。2匹は仲良しですか?

おてんばで無鉄砲なふーに対して穏やかでされるがままのムーと、性格は全然違いますが、仲は良い方だと思います。ただ2匹の体格差がありすぎて、軽い遊び程度のじゃれ合いでもふーは潰されることがあるので、その時は助けます(笑)。そのほかにも、策士のふーはムーの見えないところから、大陸のように広いムーの体にバイーンっと飛び乗ってよく遊んでいるのが、見ていて面白いです。

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