リモート授業中に、部屋の外でじっと待つ健気さ「切なくてキュンとしちゃう」…実は野性味あふれる猫さんだった

太田 浩子 太田 浩子

 大好きな家族のリモート授業が終わるのを、扉を見つめて待つ猫さんが健気すぎると話題です。猫さんは、六花チヨ(@ROkUHANA00)さんが飼うヌンヌンちゃん(9歳)。

 六花さんが11月11日に、
「リモート授業が続くため、京都から帰省して実家で大学生活を送ってる息子。
息子大好きなネコは、夢のような日々を過ごしてるのですが、リモート授業の間は、部屋から閉め出されて、このように開けてもらえるのを待ってます…けなげすぎて泣ける」
とツイートしました。一緒に投稿された写真には、ヌンヌンちゃんが部屋の前で座って待っている様子が写っています。

リプ欄には、
「かわいい… そしてしっかりオンスリッパ!」
「いじらしい猫ちゃん(◍•ᴗ•◍)❤」
「可愛すぎて泣けてきます( ;∀;)」
「にゃう……(まだかなぁ)」
「微笑ましくも切ないです(笑)」
と、みなさん健気さにほっこり癒されて、3.5万リツイートと14.4万いいねがついています。六花さんに聞きました。

──リモート授業を邪魔しちゃうから、お部屋に入れてもらえないんですか?

 多分…集中できないのだと思います。

──なるほど…仕方がないですね。リモート授業中は、ヌンヌンちゃんはずっとあの状態なのでしょうか?

 部屋の前で待って、外へ行ってまた戻ってきて、待って…の繰り返しです。

──リモート授業のとき以外は、息子さんにべったりなんですか?

 息子の部屋に入り浸ってます。息子が帰省してない時は、私の仕事場にいてくれるのに薄情なネコです。

──息子さんがいなかったら、六花さんのトイレもドアの前で待つくらいですもんね(笑)。

 息子が帰省しなければ待っててくれますが、帰省したら無視されます。息子がいない時、どこにでもついて来てくれるところがかわいいのですが、息子がいると無視されます…。

──そこまで無視されちゃうんですか…(笑)。ヌンヌンちゃんは、息子さんが本当に好きなんですね!

 息子が猫が欲しいと言い出し、大学で下宿生活になるまで、ヌンヌンは息子の部屋で暮らしておりました。去年は息子が帰省していたお盆休みはまとわりついて、京都に帰ってしまうと息子の部屋で帰りを待っていました。今年はコロナで息子が家にいるので、ネコ的には至福の時間のようです。

──去年、息子さんが京都に帰ってしまったときも健気だったんですね。ツイートが話題になりました。

 ヌンヌンの健気さが皆さんに伝わって嬉しいです。普段はスズメを狩ってくるほど野獣です。息子は大好きみたいなのですが…凶暴です。

 ◇ ◇

 漫画家の六花さんは、ヌンヌンちゃんの半生を「ヌンヌン日記」に描いています。カラスに襲われていたパンダみたいな子猫を保護したのが出会いで、パンダっぽい名前をつけたそう。子ネコ時代から、なかなかに野性味あふれるヌンヌンちゃんは、トカゲや鳥をくわえて帰ってくることも…健気なヌンヌンちゃんとは別の一面にクスッと笑えます。

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