小児科医が紹介する「関節部でもはがれにくい絆創膏の貼り方」…これぞプロの仕事!と大反響

中将 タカノリ 中将 タカノリ

関節部でもはがれにくい絆創膏の貼り方がSNS上で大きな注目を集めている。

件の貼り方を紹介したのは小児科医のDr.リノさん。方法はテープの一部をカット、もしくは切れ込みを入れるというもので、部位に合わせた切り方を図入りで紹介してくれているので非常にわかりやすい。

Dr.リノさんのツイート
「【絆創膏】
関節部に貼る絆創膏がすぐ剥がれる場合はテープの一部をカット、もしくは切れ込みを入れると剥がれにくいですよ 
よく知られた方法ですが、子どもや冬場にひび割れしちゃう人へオススメです」

指やひじ、ひざの関節部をケガしてしまった時にすき間があいてすぐにはがれてしまうという経験は一般のSNSユーザーたちにも"あるある"。Dr.リノさんの投稿に対してSNS上では

「指先!!!!!!これ、子供がホントよく怪我するので知りたかったんです!! ありがとうございます …
次回は小児(男)の怪我を止める方法をお教え頂けたら嬉しいです(無理ゲー」

「看護師さんがポケットから鋏を取り出してテープをチョキチョキするのを初めて見た時は「何してん?!」って驚きましたが、確かに剝がれないんですよね。
ちょっとした事ですごく具合がいい、プロの仕事ってすごいな~って思いました。」

「毎年今時期はハンドクリームを塗っても出血を伴う手荒れに悩まされておりましたので、剥がれにくい絆創膏の張りかたを知れて助かりました」

など数々の感謝のコメントが寄せられている。Dr.リノさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):この絆創膏の貼り方は医師の方の間ではよく知られているのでしょうか?

Dr.リノ:医師の間で当たり前かどうかは分かりませんが、私は同じ小児病棟で働く看護師さんに教えてもらいました。切り傷のテープの貼り方は外科や形成外科の先生なら当たり前にされていることだと思います。

中将:一般の方にとっては貴重な情報だったようで、Dr.リノさんのツイートには数々の感謝の声が寄せられていますね。今回の反響についてご感想をお聞かせください。

Dr.リノ:別に私が考案したオリジナルの方法でもなんでもないのですが

・「うちの子が絆創膏が好きで貼って貼ってすぐ無くなるから助かります ←うちと一緒だ」
・「水仕事して指先ぱっくりの常習なので助かります」 ←大人にも需要高いやつ‼️

など多くのコメントをいただけたことは嬉しかったですね。

一点、切り傷に関しては、あのイラストは分かりやすさ優先で描いたもので、実際にあれくらい深い切り傷なら普通は縫います(笑)。また創内に砂利や泥などの異物が残ってたりするとダメなので、深い傷は必ず外科や形成外科の先生に診てもらって下さいね。

   ◇   ◇

ケガをしないに越したことはないが、災難はいきなり訪れるもの。読者のみなさんも、もし関節や指先などをケガしてしまった時はぜひこの絆創膏の貼り方を参考にしていただきたい。

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