もう生きてるとしか思えない…!頭の中が混乱するほどかわいいエビフライに心奪われる

広畑 千春 広畑 千春

 海に行きたかったのに…お気に入りの帽子をかぶって浮き輪を抱え、窓から青い空を見つめる小さな背中。せめてもと作ったプールではしゃぐ姿。扇風機で涼んだかと思えば、夕方には窓辺のロッキングチェアに腰掛け、ギターを弾き鳴らす…。

 子ども?彼氏さん?それとも旦那さん??と思いきや、実はこれ、なんとエビフライ(の食品サンプル)のこと。そんな、愛するエビフライさんとの仲むつまじい日々をつづったツイートが、「なんて素敵」「かわいすぎる」と話題を呼んでいます。

 投稿しているのは、えびふらいふ(@ebiflife)さん。17日に投稿された「連休明け、後ろ髪を引かれながら出勤します」というツイートには、エビフライさんが玄関先でポツンとご主人(?)を見送る姿が。「え、おしごと行っちゃうの?」「行ってらっしゃい」とでも言っていそうないじらしさに、国内外から1.9万以上のいいねと「笑った」「えびふらいちゃんも一緒に行こうとしてたのかしら」「お留守番頑張ってね」とのコメントが続々と寄せられました。

―エビフライはいつからお好きなのですか?

「食べ物としては小さな頃からエビフライが大好きでした。見た目に魅力を感じたのはここ数年です。気が付いた時にはあの丸々とした可愛らしいフォルムに心を奪われていました。元は私個人の日常や趣味用のアカウントへ、今月14日に投稿した『海に行きたかったエビフライ』の写真が広まったのがきっかけですが、エビフライとの日常だけをつづりたくて、新しくアカウントを作りました」

―「海へ行きたかった」のツイートには21.6万ものいいねが寄せられました。

「エビフライにぼうしを作ってあげたら、『夏』を感じたので、浮き輪もつけてもらいました。撮影の為に窓へ立てかけたら外を見ている気がしたのであのような文章を添えました。喜んで頂けて嬉しいです」

―帽子や階段、テントなど小物も素敵ですが、これは?

「帽子は手作りでペットボトルのキャップと紙紐でできています。小物はシルバニアもありますが、ガチャガチャや他の物も色々と使わせてもらっています」

―手作り!なんて器用な…。驚くほど表情豊か(に、どんどん見えてくる)なエビフライさんですが、プロフィール(?)はありますか?

「食品サンプル屋さんからお迎えし、身長は13㎝ほどです。特に性別など想定しているものはないんですが…文字通りエビとしての殻を破っていますので、オスとかメスとか関係なく、好きな時に好きなことをしてもらいたいですね」

―既に3万近いフォロワーが。

「いつもぼんやりと頭の中で考えていたエビフライとの暮らしを写真にしたら思いがけないほど沢山の反響があり、嬉しさと共にかなり驚いています。これからも移り変わる四季と共に、自分が思い描いた理想のえびふらいふを撮り続けていけたらと思います」

 

 とのことでした。「始めはペットのつもりで迎えたのですが、いざ一緒に暮らしてみると想像とは全く違い、飼育ではなく同居している感じです。私は家族のように思っていますが、向こうはどう思っているのでしょうかね...」とえびふらいふさん。

 エビフライさんとの運命の出会いについては、後日またツイッターで記されるそうです。見れば見るほど可愛く、いじらしく、そして男前に見えてくるエビフライさん。いったいどんな人生を送ってきて、どんな素敵な毎日が待っているのでしょうね。

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