吉田志織の成功の秘訣「そうだ東京、行こう」 道産子娘が関ジャニ・大倉の恋人役

石井 隼人 石井 隼人
関ジャニ・大倉忠義の恋人役を務めた、女優の吉田志織(撮影:石井隼人)
関ジャニ・大倉忠義の恋人役を務めた、女優の吉田志織(撮影:石井隼人)

2017年に女優デビュー。体当たりで挑んだ映画『チワワちゃん』(2019)での姿は話題となった。小学校3年生の時に観た名作映画『タイタニック』に心を奪われ、ハリウッド女優を夢見た。ヒロイン役に立候補して峰不二子に変身するワカメを演じた小学校の学芸会『サザエ三世』で女優を本格的に目指すことに。幼少期からの夢と目標はブレることなく、23歳の今も進行形だ。

夢を形にすべく上京を決めたシチュエーションが、まさに猪突猛進系。「飲食店でバイト中の18歳のときに“そうだ東京、行こう”と閃いて。すぐに翌日の飛行機のチケットを買ってバイトを辞めました。引き止める店長に“明日じゃなければダメなんです!”と言ったことを今も覚えています」と振り返る。

東京には幼少期に一度だけ行ったことがある程度。アルバイトでためた貯金を切り崩してホテル暮らしをスタートさせた。「今考えたらあまりにも無計画で無謀ですが、とりあえず原宿か渋谷に行って芸能事務所を探そうと思った。早々に新千歳空港で迷って挫折しかけましたが、親友には“ハリウッドに行く!”と宣言。親友たちも天然だったので“ハリウッド!?行け!行け~!”と応援してくれました」と笑う。

東京・原宿の携帯ショップで充電中にスカウトされて現在に至る。「これまでの経験を踏まえて思うのは、私は道を切り開くことが好きということ。必要なのは直観力と瞬発力。やろうと思ったらやる。行こうと思ったら行く。そこに至るまでの準備は必要ですが、自分の直感を信じるのは大切。マインドは今もあの頃と変わっていないのかもしれません」。

親友に言い放った「ハリウッドに行く!」。その宣言も忘れてはいない。「英語の勉強をしながら、27歳までには海外作品に触れたい。27という数字も直感です。共演したいのは『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオ。実現したらどうなってしまうのだろうか!?と思うけれど、そんな妄想も楽しい」。小学3年生の頃とは違い、日本人俳優の海外作品への参加も珍しくない昨今。道産子イズムが海を渡る日はいつだろうか。

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