withコロナ時代はマスクメイク 女性誌で話題の「モテ眉」は誰でも当てはまる訳じゃない

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 withコロナを考えた「マスクメイク」をテーマに7月に開催した「アケミS.ミラービューティーセミナー」は大好評でした。なかでも眉メイクの実技指導は参加者のみなさんが激変し、大きな話題になりました。眉こそ、各自のキャラクターを決定づける重要な要素です。今回はその「眉メイク」のお話をしましょう。

マスク時代に注目される「眉メイク」

 セミナー参加者の1人、神戸市在住のAさんが興奮気味に伝えてくれました。

 「眉ひとつで顔全体が引き締まり、私の顔がこんなにハッキリするなんて、びっくりしました」

 前回もお話しさせていただきましたが、新型コロナの影響でマスク着用が日常化し、顔の半分は覆い隠されてしまうために、メイクのあり方が一変しました。露出している目元のアイメイクが幅広い層で注目されています。

 その昔から“目は心の鏡”というように、その方の内面を映し出す一番個性を出しやすい印象的なパーツでもあります。そして、アイブローは目の額縁として一体になっています。ご自分のイメージが決まったとき、まず最初にこのパーツのメイク方法を取得するのが得策です。

 時代劇を例に出してみますと、役柄で眉メイクが全く異なることにお気づきでしょうか。お姫様と町娘、そして、遊女役では全く眉のあり方が違うのです。それぞれのキャラクターを眉で表現しています。

 また、時代によってもアイブローの流行は変わります。オードリー・ヘップバーンは太い眉で当時の主流を作りました。マリリン・モンローの時代は細い眉で女らしさやセクシー感を強調していました。現在はナチュラル志向ながらフェミニンな太い眉が主流になりつつあるといえます。

眉を変えれば、顔のイメージ一変

 ここで大事なのは単に好き、嫌いではなく、相手が自分のことをどういうイメージで捉えるかなのです。まずはどういうイメージを相手に持たれたいですか?考えてみましょう。あなたが思うご自身のイメージが決まれば、眉の形や長さ、一番高くするポイントやカーブラインもおのずと答えが出てきます。

 初めは私がお手伝いします。うれしいとき、悲しいときなどの感情を表現するとき、眉は上がったり、下がったりします。でも、どんなときも美しい眉でなければなりません。それには、骨格と筋肉のつき方から割り出した「フェイスバランス」を知ることが大前提です。

「ASMフェイスデザイン」を用いて美人眉に

 10人いたら10人、顔のバランスは違います。例えば、額が広くて、顔のパーツが顔の中心に寄り過ぎて見えるなら、もともとの眉より額よりのやや上の方に描き、他人からの視線を顔全体に届かせましょう。これで「美人眉」に近づきます。

 女性誌などで提案しているような「モテ眉」は一応にやさしいアーチを描いて、柔らかい印象を演出することが重要だとしています。とはいえ、これはすべての人に当てはまるわけではありません。なぜなら筋肉のつき方も骨格もみなさん、違うからです。

 まずは、どんな表情でも美しく見えるスタンダードな眉を知ることから始めましょう。「ASMフェイスデザイン」では、そこにあなたのキャラクターイメージを加えていきます。例えば、意志の強そうな太い眉、また洗練された知的な細い眉というように。これで、あなたのキャラクターが決まり、個性が発揮できます。

◇「アケミS.ミラービューティーセミナー」
 8月22日14時から約2時間予定。マスクメイクを引き立てる眉メイクのお話や指導を私、アケミS.ミラーが直接させていただきます。参加は無料なので、この機会に、眉メイクもお勉強しませんか。詳細はホームページから。https://akemismiller.com/

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