教授から学生に届いた注意メールが話題 お祖母様が存命の場合→「試験日周辺のご健康には特に留意を」

佐藤 利幸 佐藤 利幸

神奈川県内の大学に通うゆうやハリネズミ@低浮上(@ztmy____)さん=大学3年=が12日にTwitterに投稿したツイートが話題になっている。それは教授が学生に宛てたメールで、これまでに6万以上のリツイート、25万以上のいいね数を集めている。

教授からのメールは、「レポートを執筆する準備を始めてください。」という書き出しで、
「毎年、試験日に、お祖母様が亡くなった方、テロに巻き込まれた方、パソコンが盗まれた方が多発する傾向があります。特に私の授業では、お祖母様の死亡率は非常に高く、もしお祖母様がご存命の方は、試験日周辺のご健康には特に留意されるようお伝えいただきますと幸いです。祖母・テロ・盗難、いずれの場合も証明書をおだしください」という内容だった。これを見ると、「身内の不幸」を理由にレポートを提出しない学生がいかに多いかということが読み取れる。

Twitter上の反応は、
「おかしくて笑えました。今はメールなどが普及しているので通達できていいのですが、まだメールすらなかった時代でも、テスト期間になると勃発してましたね。構内の掲示板に注意が張り出されてました。いつの時代でも同じなのね。ちなみに、私の時代では祖父でした」
「昔のバイト先の先輩は親戚が亡くなったと言って休むことがあった。結局3年で20人以上親戚が亡くなってしまった。ご冥福をお祈りします」
「なぜギリギリになってもやる気を出せないのか…(自分に言ってます)なぜコツコツと早めにやることが出来ないのか?(自分に言ってます)しくしく…」

古典的な言い訳がまだ存在していると懐かしく思った人や、自分にも当てはまると自戒する人がリプライ。そして、「この先生センス本当に好きwww」と教授のセンスをほめる人も。

ゆうやハリネズミ@低浮上さんにメールが届いたときの感想を聞くと「教授らしいなと思いました」と、どうやら普段からユーモアのある教授のようだ。レポートを提出できなかった理由として「祖母・テロ・盗難」を挙げる学生が実際、どのくらい存在するかは不明だが、周囲には「PCが壊れたため提出できませんでしたなどの理由はよく伺います」(ゆうやハリネズミ@低浮上さん)という学生がいるとのこと。

教授からの注意メールがTwitter上で想像以上にバズってしまい、教授に無断で投稿したことをメールで謝罪したという投稿者。それに対して教授から届いた返事もセンス抜群だった。

「自慢ではありませんが、私はデーサイの教科書である『原因と結果の経済学』という本を6.5万部、『学力の経済学』という本を30万部売ってますので 6.5万retweetではちょっとまだ少ないね・・・。300万とか超えたらご連絡ください(笑)」

この返事にゆうやハリネズミ@低浮上さんは「もっと大好きになった」とつぶやいている。

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