大阪出身の松本穂香、お笑い芸人の観察力をリスペクト「“お笑いの大阪”の血は流れている」

石井 隼人 石井 隼人
お笑い芸人をリスペクトする松本穂香(撮影:石井隼人)
お笑い芸人をリスペクトする松本穂香(撮影:石井隼人)

デビューから5年目。テレビドラマに映画にCMに、途切れがない。充実はしている。しかし満足感はない。「この5年の間には色々なことがありましたが、あっという間というか、まだまだこれからと思うことが多いです。この仕事を30年以上も続けている先輩から経験談を聞いたりすると、本当にそれを実感します。だからもっと頑張りたいという気持ちが強い」。

主演映画『君が世界のはじまり』では、大阪の端っこの町に住む女子高生・緑を演じている。大阪名物のお好み焼きを家族団らんで食べる場面が印象的。「ふくだももこ監督の作品は食べることを大事にしています。お好み焼きのシーンは『バクバク食べてほしい』と言われましたが、朝ドラの時に食べるお芝居は経験していたので、難しさは感じませんでした」と回想。「すごく美味しく作ってもらえたので、普通にバクバク食べてしまいました」と大阪の味にも太鼓判だ。

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