大阪出身の松本穂香、お笑い芸人の観察力をリスペクト「“お笑いの大阪”の血は流れている」

石井 隼人 石井 隼人
お笑い芸人をリスペクトする松本穂香(撮影:石井隼人)
お笑い芸人をリスペクトする松本穂香(撮影:石井隼人)

「物心ついたときからテレビで吉本新喜劇を見ていたので、“お笑いの大阪”の血は流れていると思います」。7月31日公開の映画『君が世界のはじまり』に主演する松本穂香(23)の癒しは、お笑い。プライベートでお笑いライブに足を運び、お笑い芸人の動画を見るのが一日を締める楽しみだ。漫才も好きだが、コント派。コント職人の観察力は演技の面で学ぶことが多いという。

「コントはお芝居に近い部分もあるし、コントに登場するオリジナルキャラクターは、見たことはないけれど確かにこんな人いそう!と思わせられるところが凄い。お笑い芸人さんの観察力に対するリスペクトはあります」とお笑いに対する思い入れは強い。

今年4月からスタートしたTBSラジオ「新米記者・松本穂香です。」では松本がMCとなり、お笑い芸人や俳優など著名人をゲストに招いてトークを展開。「番組を始めた当初はてんやわんやしていましたが、色々な人とお話ができるのは貴重。トークを回すような役割を担うのも初めてなので、いい経験をさせてもらっています」と新たな分野でトーク力を磨いている。

演技の仕事とは無関係に思えても、結局は女優業に帰結するような気がする。「ラジオのお仕事で先輩から伺う経験談というのは、普段だったら深く聞くことができないものばかり。人となりは自然とお芝居に滲み出るもので、人として素敵だと思う方はお芝居もやはり素敵。色々なジャンルの方とお話をさせてもらう機会は、経験すればするほど自分にいい形で反映されると思います」と観察力を養っている。

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