こたつ布団撤去に猫がションボリ…漫画にしたら猫飼いさんたちが一斉共鳴!「我が家も同じ」

佐藤 利幸 佐藤 利幸

6月1日は「衣替えの日」として学校や企業の制服が冬服から夏服へと衣替えが行われる。本格的な夏の訪れを前に、半袖シャツや薄手のカーディガンなどを身にまとった姿は見た目も涼しげだ。そんな節目の時期に悲しげな表情をするニャンズが多数いることがわかった。冬場、猫たちにとってはオアシスのような場所だった「こたつ」や「こたつ布団」が片付けられ、ションボリしているという。「こたつへの未練」と題した漫画がSNS上で話題になり「うちの猫も…」と共感する声が相次いだ。漫画の作者に話を聞いた。

「ついにこたつ布団が撤去されたんやけど、最高の昼寝スポットを失ったねこがものすごくわかりやすくションボリしていて、なんか…ごめんね…ってなった」。三重県在住の女性でAmeba公式トップブロガーのAKRさん(@bou128)が先月16日、Twitterに描いた漫画を掲載してそうつぶやくと、1万リツイート、4.2万のいいね数を集めた。

「うちもまだです(笑)」

「我が家も同じでしたニャ」
「うちはまだ片付けられないです」
「うちも毎年5月に片付けて、畳んだコタツ布団は7月位まで片付けさせてもらえませんでした(笑)」

とリプライ欄は「うちも」「うちも」の大合唱で、どうやら猫を飼っている家庭で多く起きている猫あるあるのようだ。作者のAKRさんが飼っているろんくんは元野良猫の保護猫。AKRさんの家にきて6年目になるが、こたつ布団の片付け時の様子をAKRさんに聞いた。

――ろんくんの切ない表情をみたとき飼い主としてはどのような気持ちでしたか
「ちょっと罪悪感が…。でもそろそろ暑くなってくるし、こたつの中で熱中症にでもなったら大変だから許してね。と撫でておきました」

――ろんくんはこたつが好き?
「こたつがある間はいつもこたつの中にいます。我が家のこたつにはヒーターがついていないので、暖かさを求めているわけではなさそうですが、ふわふわした布団の感触と、ちょうどいい狭さと暗闇のセットが落ち着くようです」

――毎年こたつ布団を片付けるときションボリしているのですか?
「はい、毎年の恒例行事です。こたつ布団が片付けられても数日の間は、まだあの空間が諦めきれないのか、布団の無いただの机の下にいます。しばらくすると諦めて、別の場所で過ごすようになりますが…」

――リツイートには「猫ファーストでいかがでしょうか」や「猫用こたつ購入」を勧める意見もありました
「猫用こたつは魅力的な提案で、いろいろと通販サイト見てます。手軽に設置と片付けができそうでいいですね」

――ろんくんを飼うきっかけになったのは?
「2014年12月に、動物病院へ保護猫を引き取りたいと思っているんですと相談をしに行ったら、その場で『ちょうど1匹、いじめられていた野良の子猫を保護していて、とても大人しくて良い子なのでぜひ』と引き合わせてもらったのがきっかけです。抱っこさせてもらったら、キョトンとした顔で大人しく腕の中にいてくれて、心を奪われてしまいました。動物病院の先生がとても良い方で、サポートするよと言ってくれたこともあり、その場で引き取りを決めました」

――なぜろんという名前に?
「黒猫なので『くろあん』と名付けました。でもいつの間にか略されて「ろん」になっています」

■ブログ「はじめてねこと暮らしたら」 https://ameblo.jp/akr-neko/

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