新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言で、在宅ワークになったけど…大きな問題の一つが自宅での作業スペースの確保では。そんな中、押し入れをデスク化する目からウロコのDIY術がSNS上で話題になっています。あの国民的アニメのような押し入れベッドはあこがれだったけど…確かにオフの時は扉を閉めれば雑然としたデスク回りも隠せて一石二鳥。ご本人に聞いてみました。
今月2日「1ヶ月以上、押入れに出勤してる...」とツイートしたのはニシムラタクヤ(@takchaso)さん。これが押し入れ?!と驚くほどのスタイリッシュな姿にこれまでに3.6万件のリツイートと22.7万いいねを集め、「秘密基地感あって良すぎ…」「あこがれです」と賞賛の声が相次いでいます。
―なぜ押入れをデスク化することに?
「本業は会社員で、趣味兼副業でブログと写真をやっています。パソコンで画像処理などもするのでモニターも割と大きめなんですが、自宅にはデスクを設置するスペースがなくて…。我が家は築30年のマンションなんですが、和室を洋室にリフォームした名残か押し入れ収納だけはたくさんあったんです。押し入れは奥行きもあるし、使える、と」
―すぐできたのですか?
「トータルで1日ほどです。家にあったものを使ったので材料は不要で、押し入れの物を出してパソコンを置くだけ。すぐ出来ますよ。物量によると思いますが、半日くらいかと。僕は棚を作ったので、さらに半日かかりましたが」
―あれ、意外と簡単そうですね。
「そうですね。思い付いたときにDIYで本棚を作るぐらいの経験はありましたが。ただ、押し入れの棚は高さが80㎝で普通のデスクより高くて…。高さを変えられる椅子でもなかなか合うものがなくて大変でした。あと、自分なりに満足しているのは、やっぱり棚を作ったことです。これのおかげでデスクとしての機能がかなり上がりました。あと、押入れを開けっ放しでも絵になるので、部屋が広くなった感じがするのは作って良かったな、と」
―実は、もう長らくここで仕事をなさっているのだとか。
「ええ。僕は3年前から押入れなので、まさかこんな反響あると思いませんでした。コロナ影響で在宅勤務の方も多い状況なので、話題になったのかな〜と思っています。押し入れを閉じるとオンオフの切り替えができて良いというコメントもあり、なるほどと思いました。僕は開けっ放しなので(笑)」
ニシムラさんのツイートには、同様に押入れやクローゼットに出勤している“押入れ族”から自慢のデスク回りのリツイートも続々と。ちなみにニシムラさんは今後のバージョンアップとして「配線がごちゃっとしているので、うまく隠したいです。(普通のデスクと違ってデスクの裏からコードを通せないので…)」とか。
楽しそうだし、やってみたい!でも、まず押入れの物の断捨離、しないとなあ…