マスクが購入できない…「シャープ・マスク難民」が急増 「販売再開のメドは?」担当者に聞く

佐藤 利幸 佐藤 利幸
シャープが作ったマスク
シャープが作ったマスク

シャープは21日から「SHARP COCORO LIFE」のECサイト上で個人向けにマスク販売を開始したが、2日目となった22日もつながらず混乱状態を続けている。

1箱50枚入りマスクを3278円(送料660円)、1人1箱限定、1日3000箱限定、毎日午前10時に販売を開始すると同社は発表していた。しかし初日の21日は販売開始の午前10時からアクセスが集中、つながりにくい状態を続けた。そして、この日になってもその問題は解消されず。そのため、多くの人がSNS上で「マスクを売ってくれ」と声を上げる結果になった。

シャープの公式Twitterは混乱が起きていることに前日からSNS上で謝罪を繰り返している。

「マスクのページ、私ですら今日一度も見れませんでした。ご迷惑おかけしたみなさま、申し訳ありません」(4月21日午後5時48分)

「マスクのネット自社販売について『そこ大事なとこだろ』というお声、たくさん頂戴しております。ぐうの音も出ません」(4月21日午後7時37分)

「多くの方をやきもきさせております、シャープのマスクですが、当初予定の本日10時からの販売はありません。今日中の再開を目指していますが、現在のところ見通しはお知らせできません。すみません」(4月22日午前9時43分)

そしてリプには、

「10時からの先着順販売では、仕事に行ってる人は申し込みすらできません。一斉にサイトにアクセス集中していろんな弊害も出ます。先着順以外の方法をお考えになってはいかがでしょうか?」

「メールなどで抽選販売、又は1人ひとつ限りの予約販売などが良いかと思います…」

「感染者が多い県順に絞って販売してみてはいかがでしょうか。3日ごとに購入可能ではなく1ヶ月くらい明けても良い気がいたします」

と販売方法について多くの意見が届いていた。

なかには「一緒に売りませんか」と業者からの提案もあったが、シャープ公式は「ご提案はありがたいのですが、弊社もさまざまな事情があるので、その選択はないと思います」と丁重に断っていた。

自社サイトがつながらないなら…ヤフー、楽天、アマゾンなどの大手ショッピングサイト経由での販売展開を検討してみてはどうだろうか。広報担当者に聞いた。

――販売再開の見通しが立っていない理由は?

「販売サイト上で告知させていただいていますとおり、予想を大幅に上回るアクセス集中により、サイトにつながらない状況が発生しました。その問題を解消すべく鋭意対策を進めておりますが、具体的なメドが立っていない状況です」

――いつになったら購入できるようになるのでしょうか

「再開時期については、現在未定です」

――マスクのみ別サイトで、あるいはヤフー、楽天、アマゾンなどの他ショッピングサイトなどでの販売は検討されていないのですか?

「現在のところ、その予定はありません」

シャープ製マスクをスムースに購入できる日はいつなのだろうか。

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