「ぜんぜん泣き止まない」「昼夜逆転生活」…生後6カ月までの育児で大変だった事、先輩ママたちに聞いた

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無事出産も終えて、待ちに待った赤ちゃんとのゆったりした育休生活…なんて思っていたら、赤ちゃんを育てるって本当に大変!! 正直、仕事してたほうが楽かもしれない…なんてことまで頭をよぎってしまうことも。特に、まだお座りもできず、歩けず、ましてや意思の疎通もできない生後6か月くらいまでが最初に味わう「大変」な時期だと思います。

でも、それはママになればみんな経験すること。先輩ママたちの「生後半年まではこんなことが大変だった!」「こんなことを試してみた」というエピソードをご紹介します。

とにかく寝ないし、置くと泣く!

生まれてすぐ病院ではほとんど寝ていて「手がかからない子だな―」と思っていたら…家に帰ってきたらこれが寝ない寝ない! しかもベッドに置こうとすると泣く。背中に「起きるスイッチ」がついてるのかと思ったほどです(笑)。抱っこではけっこう寝てくれたので、ひたすら抱っこ、自分が寝るときもソファに座ってウトウトと寝る状態でした。

結局6カ月ちょっとすぎまでそんな感じで、もう万年寝不足。家の中はとっ散らかるどころか綿ぼこりがあっても気にならなくなったし、食事は冷凍食品のお世話になりまくりでした。

家事はとことん手を抜く、土曜の夜だけパパと交代、週2―3回ほど母や義理の母に来てもらい、子どもを抱っこしてもらっている間の1―2時間がっつり寝る、などで乗り切りました。

6カ月って書くと長く感じるし、渦中にいるときは正直つらいと思うことも多かったけど、子どもが笑ってくれたり、授乳中に目が合ったりすると悶絶するくらい可愛いし、ちょっとした成長にも励まされ癒されることも多かった。7カ月くらいから、やっと置いても寝てくれるようになりました。

どんなに大変でも、「ほっんとに寝なくてムカついてしまったときもあったけど、それも懐かしいな―」と思える日が必ずやってきます! 〔Tさん、子ども8歳〕

哺乳瓶を受けつけない

次女を産んだ後、おっぱいの出があまりよくなかったんです。ミルクを足したかったのですが、哺乳瓶の乳首が嫌なのか、加えただけで「オエっ」となってしまう子でした。ミルクがダメなのかと、お白湯や果汁なども試したのですが、それもオエっ。「もう! なんで飲まないの! 餓死しちゃうよ!」と、生後3カ月の子に怒鳴って自己嫌悪に陥ることも…。

3カ月検診のときも体重があまり増えていなくて心配でしたが、一応「経過観察」ということに。でも私は悩み狂っていたので、検診会場にいた栄養士さんを捕まえて(!)どうしたらいいか相談してみたんです。たぶん必死の形相だったんでしょうね(笑)とても丁寧に教えてくれました。

「スプーンでミルクや果汁をあげてみるといいかも。最初はベーって吐き出すかもしれませんが、そのうちに一口でも飲んでくれたらよしとしましょう。飲める量も体重もすこーしずつ増えていくから大丈夫。離乳食も少しはやめの5カ月くらいから始めてもいいかもね。しばらくは10倍粥で」

なるほど! 帰宅してからさっそくスプーンでミルクをあげてみると、飲んだ!飲んだ! 哺乳瓶より面倒くさいですが、本当にあのとき「光」が見えた気がしました。やっぱりいろんな赤ちゃんを見てきたプロに直接相談してみるもんだなぁと思いました。今ではなんでもバクバク食べて、ちょっと肥満気味の女の子になりました(笑)〔Yさん、子ども14歳、7歳〕

昼夜逆転生活

長女が生後2カ月―4カ月くらいのとき、昼間はまとめてぐっすり寝てくれるのに、夜中は30分―1時間だけ寝て起きて2時間くらい泣いてまた30分―1時間だけ寝る、の繰り返し状態に。そういう子はけっこういるとは聞いてはいましたが、もう本当にヘロヘロでした。でも昼間は昼間で家事やらなんやらやることはあるし、ちょっと仮眠を取ろうかな、と思うと起きて泣く…。

昼間少しでも起こしておこうと、児童館や公園に連れて行くのですが、そこで寝てる(笑)でも、同じ月齢で「昼夜逆転組」の子を持つママさんと話したりして、身体はヘロヘロでしたが、「私だけじゃない、頑張るしかない」と気持ちはすごく楽に過ごせました。

いわゆる解決法はないですが、「この時期は仕方ない、みんなも頑張ってる」って思うことで乗り切れることもあると思いますよ!〔Hさん、子ども5歳、2歳〕

ぜんぜん泣き止まない

生後3カ月―4カ月くらいのとき、夕方になると抱っこしてもなにをしても泣き続ける時期がありました。男の子だから泣き声も大きいし、平気で2―3時間泣くので、ほとほと参ってしまって…調べてみると「コリック」という、特に原因もない「夕泣き」といわれる状態で、多くの赤ちゃんに見られることだとか。そのときは、「そんなこといわれてもねぇ」とやさぐれていましたね。

泣き始めたら窓をビッチリ閉めて、とにかくあやす。そして抱っこひもでおんぶして泣かせながら料理をする。毎日毎日「これ、なんの罰ゲーム!?」って感じでした。

あるとき料理をあきらめてベビーカーに乗せて外に行ってみたら、走っている車に興味を示したのかピタッと泣き止んだんです。しばらく車を見てから家に戻るとそのまま寝てくれたりもして、料理もスムーズにできる! もっと早くこの手を使えばよかったーと(笑)。

その影響か、今は車大好き男児に成長しました。〔Iさん、子ども3歳〕

悩まないママなんていない

育児は楽しいことばかりではないし、子どもを産んだらすぐに「母性あふれたママ」になれるわけではありません。つい育児書やネットを検索してしまい「うちの子は違う! こんなに大変なのはなんで!?」と落ち込んでしまうことも。

確かに赤ちゃんは天使のようで本当に可愛く、いとしい存在。でも、誰だってグズリや夜泣きなどに悩んで、イライラしちゃう時期があるんです。子どもが100人いたら、育ち方も育て方も大変なことも100通り。

誰だって、悩みながら「ママ」になっていくんだと思います。そう、悩まないママなんていない!

だからこそ、先輩ママのリアルに大変だった話やアドバイスに耳を傾けてみるのもいいものですよ。

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