「どっちみち正月太る!」デザートバイキングのティラミスの主張が強すぎると話題

黒川 裕生 黒川 裕生

クリスマス、忘年会、大晦日、そして正月、新年会…。

痩せたい、太りたくないと思っている人たちにとって、罠だらけ誘惑だらけの“魔シーズン”に今年もとうとう突入してしまいました。

どうする?今日食べる?でも食べたら太るよね?とりあえずキュウリ食べて水飲んどく?

そんな迷える子羊たちにTwitter方面から福音が聞えてきましたよ。

「どっちみち正月太る!」

…ソウデスヨネ!!!

聞けばこれ、あるデザートバイキングのティラミスに書かれたメッセージだそうで、Twitterに写真が投稿されると、多くの共感を集めながら爆発的に拡散。このお店で働いているというsoさん(@sn321room)が取材に応じてくれました。

この「どっちみち正月太る!ティラミス」は、別のTwitterユーザーが投稿して話題に。それに気づいたsoさんが「どっちみち正月太る!」以外のメッセージが書かれた歴代のティラミスもついでに紹介。「今日は食べていい日」「ダイエットは明日から」「夏までにはやせる」と、さすがスイーツらしく甘い言葉で人々を惑わせてきた数々の“前科”が白日の下に晒され、大きな注目を集めたのでした。

―というわけでsoさん、このティラミスは一体何なんですか。

「大阪府枚方市の関西外国語大学ICCの中にあるカフェ&レストラン『アマーク ド パラディICC』で、年に数回開催しているデザートバイキングに毎回登場する大皿のティラミスです」

「お客さまの多くは大学の学生さんで(一般の方でもご利用いただけます)、お料理をよくInstagramなどのSNSに投稿してくださっておりますので、店としても何かインパクトのあるものを作りたいと考え、このようなティラミスを置いております」

―いつからこのようなメッセージを?

「ココアパウダーで最初はお店の名前を書いていましたが、確か1、2年前から『ダイエットは明日から』『夏までにはやせる』『ダイエット?なにそれ?』『今日は食べていい日』などのキャッチーなメッセージになりました。毎回ご好評をいただいております」

―忘年会・新年会シーズンに多くの人が勇気をもらったようで、大変な反響を呼びましたが、お店の皆さんはどのように受け止めていらっしゃいますか?

「私はホールスタッフとして働いておりますが、お客さまから『Twitterで有名になってたね!』などと声をかけていただくこともあり、予想以上の反響に大変嬉しく感じています。また、このティラミスを毎回作っておられるシェフも非常に喜んでおりました」

「一方で、『このような大反響になってしまい、次回以降のメッセージがプレッシャーだ』と冗談交じりに話しておられました」

―「どっちみち正月太る!」と発破をかけたお店のスタッフとして、soさんはどのような覚悟で年末年始に臨むおつもりですか?

「私自身もこれからの時期は食生活に気をつけたいところではありましたが、予想以上に反響がありましたので、ツイートした張本人として気にせずたくさん美味しいものをいただいて、楽しい年末年始を過ごせたらと思います」

「また、今回デザートバイキングをご利用いただきましたお客さま、大変ありがとうございました。当店は忘年会、新年会でもご利用いただけますので、近くに来られた際は是非ご利用ください。お待ちしております」

よしきた!どっちみち正月太りますもんね!

それでは、「アマーク ド パラディICC」の次回作にご期待ください―。

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