娘にとって親の家業は継ぐ? 継がない? マスオさんがいいの? アトツギ娘たちの悩みとは?

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 日本の企業のうち、99.7%を占める中小企業。親から息子への承継は当たりまえのこととして行われているものの、親から娘、いわゆる「アトツギ娘」への承継については、結婚、育児との両立、また親の代から働く社員との軋轢などさまざまな難題課題が立ちふさがっている。

 そんな悩みや課題を共有すべく、「アトツギ娘 大会議!〜娘の悩みぶっちゃけ大解剖〜」が10月27日に大阪で開催された。主催は「ぼくらのアトツギベンチャープログラム事務局」(公益財団法人大阪産業局)。おそらく日本で初めてとなる会合に、家業を継いだ、あるいは継ぐ予定で家に戻っている、継ぐか継がないか迷っているアトツギ娘や、妻の家業を継ぐ予定の「マスオ」ポジションのアトツギなど30名が参加。トークセッションや質問タイム、座談会などがおこなわれた。

 トークセッションで司会を務めたのは、現在、会社に勤めながら、実家の育苗業を継ぐべく準備を進める「有限会社文化農場」の小野未花子さん。すでに家業のつっぱり棒メーカーを継ぎ、つっぱり棒のイメージを一新させた新プロジェクトを大ヒットさせた「平安伸銅興業株式会社」代表・竹内香予子さん、工具卸問屋の一人娘と結婚し、家業を継いだ「株式会社大都」代表の山田岳人さんらが登壇し、家業を継ぐに至った経緯、家業と恋愛・結婚、家族構成、実際に継いでからのエピソードなどを語り、参加者全員が熱心に耳を傾けていた。

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