間寛平、目標5万人参加の『淀川 寛平マラソン2020』で「謹慎芸人含め、全員に声かける」

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「24時間テレビ『愛は地球を救う』」(日テレ系)チャリティーマラソンで初代ランナーを務めた間寛平。自らが発起人の「淀川 寛平マラソン2020」への思いを語った(8月26日・吉本興業)
「24時間テレビ『愛は地球を救う』」(日テレ系)チャリティーマラソンで初代ランナーを務めた間寛平。自らが発起人の「淀川 寛平マラソン2020」への思いを語った(8月26日・吉本興業)

 お笑いタレント・間寛平が発起人の『淀川 寛平マラソン2020』が、2020年3月1日に大阪の「淀川河川公園」で開催される。その発表会見が8月26日、「吉本興業 大阪本社」(大阪市中央区)でおこなわれ、寛平をはじめ、ゲストで参加するたむらけんじらが登場した。

 前回(2019年3月)には酒気帯び運転で謹慎していた芸人・ガリガリガリクソンが禊ぎを兼ねて走った同マラソン大会。先日の闇営業騒動に関わった芸人らについて寛平は、「全員呼んで、走って欲しい。でも勝手に決められへんからね。こちらからオファーをかける」と話した。たむらも「謹慎してる芸人さんだから声をかけるんじゃなくて、吉本興業(の芸人)全員に声はかけますんで、スケジュールさえ合えば、来てもらえれば」と呼びかけた。

 その回答に、記者から「岡本昭彦社長の参加は?」と質問が飛ぶと、一瞬戸惑った寛平とたむらをよそに、同席した田中宏幸副社長が「ないでしょう」とバッサリ。迷いのない返答に、出席者は胸をなで下ろす一幕も。

 2013年にスタートし、今回で8回目を数える同大会。フルマラソンを廃止し午前と午後で2回の男女ハーフマラソンを新設したり、会場でのイベントを増やすなど、寛平の芸能生活50周年を記念して新たな試みで集客を狙うという。寛平は、「2018年、2019年は5万人集めようぜと言っても集まったのは4万ちょっと。今年は5にこだわりたい」と話し、笑いながら後輩芸人に「5万人集めなんだら、お前らえらい目に遭わすぞ」と圧をかける場面もあった。

 「家族にも来てもろて、どこにもないような楽しんでもらえるマラソン大会に」と意気込んだ寛平。企画を練るたむらけんじは、「(ゴール付近を)お祭り広場のようにして、マラソンに参加しない方も楽しめるようにしたい。芸人がたくさんいてるというのがひとつの特徴なので、みなさんと触れ合うきっかけを増やしていく」と話した。

 「例えば、駅伝チームに芸人をひとり入れて、1日そこで過ごさせるとか、ステージは楽しいことをずっとやってるように1分コーナーを作って若手がどんどんネタをやるとか、学生の吹奏楽やチアリーダーやダンサーの発表の場とか、観に来た人やランナーが走り終わった後も楽しめるように」と、まだ固まっていないながらも次から次へと企画案が続出。これらは確定次第、公式サイトで発表される。

 また、会見で自身のマラソン人生を振りかえった寛平は、走り始めた当時について「(池乃)めだかちゃんに『走って瀬古(利彦)選手とデッドヒートしてる夢を2回見たんや』と言うたら、『いっぺん寛平ちゃん走ってみたら』って」と明かした。

 さらに、「会社には本当に迷惑をかけてきた人間ですけど、吉本興業が『どうしようもない奴が走っとるのか。なら近江マラソンに行け』とか、『3時間切ったらギャラを倍にしたるわ』とか、そう言ってどんどん盛り上げてくれて、いつの間にかこうなってしまったんですよ」とも。

 また、今や恒例の『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日テレ系)チャリティーマラソンで初代ランナーを務めたのも寛平。「『走らしましょか?』ってマネージャーが言ったのがきっかけ。不眠不休で36時間走るギリシャのスパルタスロンとか行ってたから、24時間やったら走れるやろうっていう感じで」とその舞台裏を話した。

 「本当にみんなに世話になり、ありがたく50年ここまでこれたなと思います。走ることが、僕にとったらすっごい大きな転機になりました。あのちっちゃいめだかちゃんが、本当に大きくしてくれましたわ」と、これまでのマラソン人生に感謝した。『寛平マラソン2020』の一般参加申し込みは8月27日より、公式サイトほかで受付開始。

『淀川 寛平マラソン2020』
http://kanpei-marathon.jp/

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