「なんかいた！！！」
今を去ること約１カ月前、そんな驚きの言葉とともに、トラックの荷台に乗せられた巨大カマキリの目撃情報がネット上を飛び交いました。あまりの大きさ、あまりのリアルさに、ネット民も騒然。NHK「Eテレ」の番組で俳優の香川照之さんがふんする「カマキリ先生」か！と話題になりました。
でもその後、情報をたどっていくと、どうも各地で目撃談が。しかも時期もバラバラです。
今回運ばれた先は、大阪南港のATCホールで開催中のイベント「とびだせ！昆虫だいぼうけん」。会場には、アメリカからやってきた日本初登場のタランチュラ（メキシカンレッド二―タランチュラ）など、計14体のロボットが展示されており、そのうちの１体です。子ども向けイベントの企画や設備レンタルなどを手掛ける「ワック」（本社・東京都）の「大型昆虫ロボット」の一つで、全長5.2m、高さ2.4m、幅2.3mあります。
ちなみに、タランチュラは全長10ｍを超える大きさで、実物の165倍と迫力満点。搬入後にスタッフの想定よりも大きすぎることが判明し、オープン時間が迫る中、全体の展示場所などを必死で再調整した、なんて裏話も。
