零票確認なら任せろニャン ある投票所で一番乗りの「ガチ勢」を抜かしたネコさんが話題

黒川 裕生 黒川 裕生

―みなせさんはいつから零票確認ガチ勢でいらっしゃるのですか?

「今回が初めてです。テレビで零票確認の存在を知って、調べてみたところ、零票確認ガチ勢というタグがあることを知り、アイドル現場における鍵開け(※)みたいで面白そうと思いやってみました」

(※)「鍵開け」とは、アイドルや声優の握手会で最初に握手することを意味する言葉。「まだ誰の手にも触れていないメンバーと握手できる」という満足感を得ることができるとされる。ちなみに、最後に握手することは「鍵閉め」と呼ばれる。

―零票確認の魅力、醍醐味って何なんでしょう?

「ともすればくだらないと笑われてしまうことに全力で取り組むことが楽しいところだと思います。投票箱を開けるところを見る機会もなかなかありませんので、貴重な経験ができました」

―当日の投稿を読むと、みなせさんは午前4時に起きたとのこと。投票所には何時頃着いたのですか?

「5時です」

―どんな状況でしたか。

「思ったより涼しく、雨も降っていなかったので快適でした。ただ、門が開いておらず、どこで待ったらいいのかわからず困りました」

「選管の方が来るたびに『投票7時からですけど』と言われてだんだん張り切りすぎたかなあという気持ちになり、少し恥ずかしかったです。あと、蚊に刺されて大変でした」

―そんな中、ネコさんに抜かされてしまったわけですね。

「悠々自適でいいなあと思いました。でも順番は守ってほしいです」

―投稿にはかなり大きな反響がありましたね。

「正直こんなに拡散されるとは思いませんでした。面白いリプライもたくさんいただき、私も楽しませていただきました」

―なるほど、ありがとうござ…

「ちょっと待ってください。まだ話は終わっていません」

―失礼しました。

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