聖徳太子創建の四天王寺、「おまいりイコカTV」など意外なアピール作戦とは?

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 ──おふたりが出演するYouTubeチャンネル「おまいりイコカTV」も話題です。しかし、僧侶自ら動画を作るというのは、とても意外でした。

 加藤さん「前回の新西国霊場の出開帳は40年前に開催されたんですが、当時も一生懸命広報活動したそうです。その時代を知る住職たちに、時代に合わせたことをやりなさいと常々言われていまして。時代に合わせるなら今のツールを駆使すること。つまり、インターネット、SNS、YouTubeなど、僕ら世代にとっては当たり前のツールなんです」

 田渕さん「オリジナリティがあるから面白くって味がある、また、人間味とか親しみとかを感じていただけたら、もっとうれしいですね。テレビ番組に出演したときも『詳しい内容は、YouTubeを見てくださいね』と言えば、さらに効率的な宣伝活動ができます」

 加藤さん「総本山が次々と新しい取り組みをする姿を見せることで、ほかのお寺さんの参考になったり、また、盛り上げていく牽引力になればという意図もあるんですよ」

 ──その『霊場巡拝いこか』ですが、チラシが3種類あります。なかでも、『ギャグマンガ日和』とのコラボは非常に革新的です。このような企画が生まれたきっかけは何でしょう?

 加藤「最初は国宝の聖徳太子肖像画を使ったチラシ作成していたのですが、住職のなかに増田こうすけ先生の『ギャグマンガ日和』のファンがいまして。そのマンガに登場する聖徳太子をチラシに登場させたい!となったんです」

 田渕さん「そこで集英社にオファーしたんですが、『ギャグマンガ日和』が今年で連載20周年という節目もあって、奇跡のコラボレーションが誕生したわけなんです」

 加藤さん「2番目のチラシは、増田先生にチラシのデザインをイメージしてもらうためのサンプルで。イラスト担当の谷口くんが描きました。『霊場巡拝いこか』も『ジャンプ』っぽいロゴにしていて、『40年ぶり』という文字もジャンプの表紙によく使われる描き方で。するとツイッターで拡散されて、コラボ前は1000前後だった告知ページのPVがいきなり40万PVになって、SNSのいいね!も4000を超える桁違いの反応でした」

 ──谷口さんという方は、四天王寺のイラストを担当している方でしょうか?

 田渕さん「はい、ブログの挿絵や地蔵山地図も描いています。もともとマンガ家志望で、絵が上手ということもあり四天王寺のイラストはほとんど彼が描いています。呼びましょうか?」

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