9代目市長は猫のジャックにゃん 仮想のまち「こにゃん市」の選挙、大差で当選

京都新聞社 京都新聞社
9代目のこにゃん市長に就任したジャック(湖南市中央1丁目・サンライフ甲西)
9代目のこにゃん市長に就任したジャック(湖南市中央1丁目・サンライフ甲西)

 滋賀県湖南市観光協会が運営するインターネット上の仮想のまち「こにゃん市」の第9代市長に、ネコのジャック(雄・1歳)がこのほど就任した。地域イベントなどに参加し、観光振興や動物愛護のPRをする。

 同協会は毎年、「こにゃん市長選」を実施している。第9代市長選には、ネコとイヌの計8匹が立候補。4月21日までの1カ月間、インターネット上で投票を受け付け、4845票が集まった。初めて市長選に挑んだジャックは1983票を獲得し、2位(864票)に大差をつけ当選した。

 ジャックは昨年11月から、同市サイドタウン4丁目の片岡真紀さんに飼われ、「一度も人をかんだり、引っかいたことがない」ほど賢いという。市長選で使った写真について片岡さんは「かわいらしく座り、会心の一枚」と大量得票の要因について分析した。

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