吉澤ひとみ容疑者、証拠隠滅の可能性も 信号ではなく人を見ていた?

小川 泰平 小川 泰平
警察車両で移送される吉澤ひとみ被告=6日、中野警察署
警察車両で移送される吉澤ひとみ被告=6日、中野警察署

 小川氏は「ひき逃げには変わらないが、ひき逃げ後の行動として問題になる」とし、一方で「吉澤容疑者の車にドライブレコーダーが付いていたのかも気になる。もし付いていたとして、事故後、それを取り外していれば証拠隠滅になり、情状酌量が悪くなる」と今後の注目点を挙げた。

 「逃げるつもりはなかった」という供述が根底から覆る映像と証言によって、新たに、その悪質性が露呈した同容疑者。26日まで勾留延長となり、今後も取り調べが続く。

 小川氏は「飲んだ量と時間帯が本人の『午前0時まで飲んだ』などの供述と合わないため、警察が容疑者の自宅を家宅捜索して、飲酒にかかわるコップや空き缶などを押収したということは、なかなかないこと。異例の捜査です」と指摘。同氏は「吉澤容疑者がお酒に強いといっても、7時間もたっているとは思えないアルコール量。午前3時くらいまで飲んでいたのではないか」と推測した。

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