新婚・徳永えり、ネットニュース大反響に「読みが外れた」

石井 隼人 石井 隼人
令和婚が大反響の徳永えり(撮影・石井隼人)
令和婚が大反響の徳永えり(撮影・石井隼人)

 映画『月極オトコトモダチ』(6月8日公開)主演の女優、徳永えり(31)。レンタルした男友達に心を乱される独身アラサー女子を熱演している。

 WEBマガジン編集者の望月那沙は、「男女の友情はレンタルできるのか」を検証するべく、レンタル友達を生業とする男・柳瀬(橋本淳)に近づく。友達以上恋人未満の関係をシステマチックに続ける那沙だったが、ルームメイト・珠希が柳瀬と出会ったことから、思いがけない感情の渦に苦悩していく。

 自分で友情関係を望んだはずが、男友達が自分以外の女性に気を持つとイライラする。そんな那沙の複雑な乙女心を的確な演技で表現した徳永だが「那沙のような人が友達でいたら私は凄くイラついてしまうはず」と苦笑い。しかし芝居の面では、興味深い人物に映った。「演じる役柄と自分の共通点が近いと、周りが見えなくなって演技のコントロールを失うこともある。今回はむしろ全然共感性がないので、演じる自分を客観的に見ることができて、那沙をどうやって料理してやろうかと燃えました」と女優としての腕試しのチャンスと捉えた。

 レンタル友達の柳瀬に思いのたけをぶつけるシーンでは、那沙ならではの言葉を求められ、セリフ作りにも挑戦した。「自分がセリフに手を加えたことで、那沙ではなく私が出てしまうのではないかとゾワゾワしたけれど、観てくれたお客さんの反応が良かったので一安心」と嬉しそう。MOOSIC LAB2018では最優秀女優賞を獲得した。

 演じた役柄とは裏腹に、プライベートでは“令和婚”という幸せを掴んだばかり。ネットニュースでも大きく取り上げられたが「新時代突入のおめでたついでにシレっと発表したつもりが、たくさんの方々にここまで祝福してもらえるとは…。日本の大切な日なので私のことなんてニュースにならないだろうと思っていたので…。発表した自分が一番驚いています」と恐縮しきり。

 徳永自身、男友達は多い方というが「夫はその中でも、地球上にこんなにも太陽のような人が存在するのかと思うくらい明るく、365日24時間笑っている。誰とでも分け隔てなく接することのできる人で、生きるエネルギーに満ち溢れている」と幸せオーラが眩しい。

 そんな旦那さんのエネルギーをもらいながら楽しく過ごすのが理想。「ゆくゆくは子供もほしい。私と同じように兄妹でもいいし、それが叶わなくても楽しいだろうという希望がある。家族全員横並びで吉本新喜劇を見に行くのが夢です」。人生の伴侶と二人三脚で新時代を歩んでいく。

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