抹茶×フルーツなど、進化したパフェが京都で人気、映えも話題に

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 SNSで拡散され、2018年に大人気となった、京都の洋食店が手がけるイチゴパフェ「いちごやま」。イチゴが山盛りに盛られ、イチゴしか見えないビジュアルに、朝10時の開店と同時に若い女性が行列を作った。

 こちらのパフェのヒットをきっかけに、2019年には京都の甘味処やカフェで、見た目重視のさまざまなパフェが登場。また、シュークリームやタルト、クッキーといったスイーツをパフェの素材に使うなど、フルーツ以外にもいろんな味わいが登場した。

 そんななか、宇治茶の老舗「伊藤久右衛門」(京都府宇治市)では、季節にちなんだ「紫陽花パフェ」(1280円)が6月30日まで登場。あじさい寺として有名な地元の「三室戸寺」近くに茶房をかまえ、多くの観光客が訪れる梅雨の時期に、涼やかな見た目で好評を得ている。淡い色彩のそぼろで抹茶餡を包んだ「紫陽花きんとん」に、葉形の抹茶クッキー、青と紫のクラッシュゼリーなどで、雨露に濡れる紫陽花をイメージしたという。

 同じく京都の宇治抹茶スイーツ専門店「茶寮都路里 祇園本店」(京都市東山区)では、月替わりの抹茶パフェを提案。5月は柚子やレモン、オレンジを使い、柑橘系と新茶を組み合わせた爽やかなパフェが味わえる。

 きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮 京都四条店」(京都市中京区)では、トップ一面にきな粉をまぶした美しいビジュアルのパフェ「焦がしきな粉パフェ」(1188円)が人気。一面抹茶の「京菓抹茶パフェ」とともに看板メニューとなっている。京都ならではの素材を、旬の果物やアイスクリームと組み合わせて楽しめるのが、いろんな世代の女性に受けているようだ。

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